今日(2月23日)、春のような陽気の中で、江戸城の桜をざっと見てきました。
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▼カンザクラ
既にピークは越えています。
まだ蕾もありますが、散った花もかなり見られます。
本丸休憩所の前です。
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▼リュウキュウカンヒザクラ(琉球寒緋桜)
蕾ふくらむといったところ。
沖縄では1月中旬に満開になってます。
この桜は、琉球王朝が成立する頃、日本で言うと室町時代初期に、中国福建省から台湾経由で琉球王朝に渡来した桜が、野性化したものという。
江戸時代に、薩摩藩から幕府に献じられたといわれる。
松平定信が編んだ桜譜「はなのかがみ」に「薩摩緋桜」という名で登場する。
また、定信の下屋敷、築地の浴恩園ではこれを植栽していたそうだ。
桜の中では開花期間は最長といいます。
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▼ツバキカンザクラ(椿寒桜)
琉球の寒緋桜とヤマザクラなどの品種の桜が交配して生まれたもの。
こちらはもう開花してます。
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▼カワヅザクラ(河津桜)
こちらは、寒緋桜を親として人工交配で得た実生の桜から、自然交配で生まれた新種ということらしい。
満開です。
北の丸公園のものに比べると、花の数が少なく疎らです。
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▼こちらは、梅。
梅林坂だけでなく、諏訪の茶屋の脇にも立派な梅がさいています。
但し、これ以上近づけません。
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「★東京インデックス」 「★四季のうつろいインデックス」 をご参照下さい。
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