2016年12月16日金曜日

オスプレイ県内も常態化 離着陸 米軍公表の倍以上か 住宅街で危険飛行 (『朝日新聞』神奈川版2016-12-16) ; 日米合意で使用が敷地内に制限されている垂直離陸モードで飛ぶ機体が、住宅街で何度も確認 されている

オスプレイ県内も常態化

離着陸 米軍公表の倍以上か

米軍が国経由で県に伝えた厚木基地での離着陸回数は、これまでに約90回。
しかし、地元市が米軍公表の数倍の回数を確認した滞在も少なくない。
厚木爆音訴訟原告団は、約190回の離着陸を確認している。

住宅街で危険飛行

昨年8~9月は厚木基地を拠点に連日、数十回の旋回飛行が、横浜市などを含む広域で確認された。
着陸後すぐに離陸するタッチ・アンド・ゴーも昨年以降、頻繁に続く。
日米合意で使用が敷地内に制限されている垂直離陸モードで飛ぶ機体が、住宅街で何度も確認
されている。

(厚木爆音訴訟原告団)金子豊貴男団長は、10万飛行時間あたりの事故数が12年9月の1.65から15年末には3.69に上がったと指摘。
「通常は運用とともに下がる事故率の上昇は欠陥性の証拠。墜落の懸念が現実となり怒りを覚える。2機同時の事故はより深刻で、米軍の『機体の問題ではない』という説明では理解できない。国の徹底した対応を求める」と述べた。

(吉村成夫)

『朝日新聞』神奈川版2016-12-16


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