2017年6月3日土曜日

現役文科省職員「今回のメールは書式を見て一目で本物だと分かった」 「今の官邸に不満を持っている人は多い」 「『確認出来ない』と言っているのなら『確認させてやろう』と」 「まだ出てくると思う」       




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 民進党が2日の「加計学園疑惑調査チーム」会合で、文科省関係者から入手したメールの写しとされる文書を公表した。それによると、昨年9月27日、文科省専門教育課の係長が、省内の複数の宛先にメールを送信。前日に内閣府の藤原豊審議官らと行った「打ち合わせ概要」を記録した文書ファイルが添付されていた。

 「取扱注意」とされた打ち合わせ概要には、内閣府側が文科省に「平成30(2018)年4月開学を大前提に、逆算して最短スケジュールを作成し、共有いただきたい。これは官邸の最高レベルが言っていること(むしろもっと激しいことを言っている)」などと求めたことが記載されている。(2017/06/02-20:05)

 民進党関係者によると、同党議員に送付されてきたという。同党側が入手したメールの写しとされる文書は昨年9月27日、文科省専門教育課の企画係長が、同省で国家戦略特区の窓口を務める大臣官房総務課行政改革推進室管理係長に宛てたものとされる。「Cc」の宛先から専門教育課の課長補佐ら十数人にも送られていたとみられる。

 メールには、前日の同26日に特区を担当する内閣府の藤原豊審議官と文科省専門教育課の浅野敦行課長らが出席した会議の議事概要(「藤原内閣府審議官との打合せ概要」)との文書も添付されていたとされ、内閣府から文科省に対し「平成30(2018)年4月開学を大前提にスケジュールを作成し、共有いただきたい。これは官邸の最高レベルが言っていること(むしろもっと厳しいことを言っている)」などと要求する内容が記されている。専門教育課の企画係長が行革室の係長に宛てて「昨日の概要を共有します。こなし方については、現在(高等教育)局内で検討中です」との記載もみられる。【杉本修作】




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