東奥日報
「不可思議な空間」/原子力委員長が国民的議論を批判
国の原子力委員会の近藤駿介委員長は4日、定例会議後の記者懇談会で、エネルギー政策をめぐる「国民的議論」を「これほど不可思議な議論の空間はない」と批判した。議論の鍵になると考えていた「原子力発電の安全性」について、十分な検証がなかったことを理由に挙げた。
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国民的議論は、2030年の総発電量に占める原発比率を「0%」「15%」「20~25%」とする三つの選択肢を国民に示し、国民の意見をエネルギー環境政策の見直しに反映させるのが狙い。意見聴取会や討論型世論調査などを行い、「0%」を支持する声が多かった。
近藤委員長はこれまでの議論を振り返り、「キロワット当たりのリスク比較なんて議論もない。安全に関して伝聞・風説の世界に近い形でどんどん議論されていく」と疑問を呈した。電気事業者が説明責任を果たす機会がなかったことにも不満を漏らした。
原発の安全性・リスクが焦点にならなかったことに「福島(原発事故)の現実があって、原子力の安全なんて口にする気もないや、と思ったのかどうか分からないが…」と残念がった。
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