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特集ワイド:2020年東京五輪 これだけは言いたい!
毎日新聞 2013年09月11日 東京夕刊
7年後の2020年、東京に2度目のオリンピックがやって来ることが決まった。これで景気が浮揚し、首都の交通網なども再整備される? お祭りムードに流されやすいのが日本人の悪いクセだが、忘れてはならないことは何か。3人の識者にピリリと辛口の「これだけは言わねばならない」ことを聞いた。【鈴木琢磨、大槻英二、浦松丈二】
◇浮かれるな、課題は山積している−−作家・高村薫さん(60)
(略)
◇ギリギリの福島、わかっていない−−作家・僧侶、玄侑宗久さん(57)
(略)
◇汚染水、コントロール下にない−−元国会事故調委員・崎山比早子さん(74)
(略)
国会事故調の委員として福島第1原発敷地に立ち入った時は汚染水タンクはまだ少なかったけれど、現在は敷地いっぱいに増えました。航空写真などからはタンクが設置された地盤の基礎工事は万全とは言えないようにみえる。漏水や大雨で地盤がゆるんだらと思うとぞっとします。
毎日400トンの地下水が原子炉建屋の地下に流れ込んでいます。どこから流入して、どう流出しているかも分かっていない。政府は凍土遮水壁で防ぐといいますが、その方法は確立していません。この状況のどこがコントロール下にあると言えるのでしょう。
汚染水は港湾内で「完全にブロックされている」と首相は断言しましたが、港湾外の魚からは基準値を超えるセシウムが検出され、地下水からも放射能が出ています。事故で拡散した放射性物質は山から川、海へと広がっています。出漁できない福島の漁業者、出荷を制限されている生産者は首相発言に怒りを通り越したのではないでしょうか。
また、首相は東京への事故の影響を否定しましたが、東京に住んでいた子どもの尿からセシウムが検出されています。低線量の放射線による健康被害の実態が分かるのはまだ先ですが、チェルノブイリの前例があるので予防的に、少なくとも妊婦や子どもは避難させるべきです。
これまでも政府、東電の発表は国際的に信用されてこなかった。五輪を招致して大きな問題が起きたら信用はさらに落ちる。首相は安全を約束したのだから全力で事故収束に努めてほしい。再稼働をしている余裕はないはずです。
1 件のコメント:
汚染水問題を解決できる手段をもらっておきながら、政府は未だ握りつぶしている。
ttp://sunshine849.blog.fc2.com/
ttp://www.onpa.tv/2013/05/13/789-3
汚染水問題を根本的に解決したいなら、これらを公表する以外にはないでしょう。
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