『別冊太陽』で茨木のり子さんの特集が出たので速攻で買って来た。
表紙は谷川俊太郎さんが撮った写真だ。
《駄目なことの一切を
時代のせいにするな
わずかに光る尊厳の放棄
自分の感受性くらい
自分で守れ
ばかものよ》
ガーン!である
多分、彼女の全ての詩を読んだはずだ。
評伝的なものもかなり読んだ。
3年ほど前、略年譜も作った。
いまは漱石年譜にかかりっきりなので手が出ないが、
一段落ついたらもう一度茨木のり子ワールドに浸ってみたくなった。
詩人茨木のり子の年譜(1) 1926(大正15)~1945(昭20)19歳
詩人茨木のり子の年譜(2) 1946(昭和21)20歳 童話作家時代 ~ 1949(昭和24)23歳 結婚
詩人茨木のり子の年譜(3) 1950(昭和25)24歳 同人誌「櫂」発行 ~ 1955(昭和30)29歳 第一詩集『対話』刊行
詩人茨木のり子の年譜(4) 1956(昭和31)30歳 翌年、同人誌「櫂」解散 ~ 1958(昭和33)32歳 第二詩集『見えない配達夫』刊行
詩人茨木のり子の年譜(5) 1960(昭和35)34歳 「あるとしの六月に」(『朝日新聞』) 「惰るべき六月」 翌年 「時代に対する詩人の態度」 ~ 1963(昭和38)37歳
詩人茨木のり子の年譜(6) 1965(昭和40)39歳 第三詩集『鎮魂歌』思潮社刊 ~ 1969(昭和44)43歳 『現代詩文庫/茨木のり子詩集』思潮社刊
詩人茨木のり子の年譜(7) 1971(昭和46)45歳 第四詩集『人名詩集』 1972年 「金子光晴 - その言葉たち」 ~ 1975(昭50)49歳 「木の実」 夫の他界 金子光晴没 「四海波静」
詩人茨木のり子の年譜(8) 1976(昭和51)50歳 韓国語を習い始める 1977年 第五詩集『自分の感受性くらい』 1978年 「はたちが敗戦」 ~ 1979(昭54)53歳 「いちど視たもの」 『詩のこころを読む』
詩人茨木のり子の年譜(9) 1982(昭和57)56歳 第六詩集『寸志』 1983年 『現代の詩人7 茨木のり子』 ~ 1986(昭61)60歳 『ハングルへの旅』(朝日新聞社) ~ 1989(平1)63歳
詩人茨木のり子の年譜(10) 1990(平2)64歳 翻訳詩集『韓国現代詩選』 1992年 第七詩集『食卓に珈琲の匂い流れ』 ~ 1994(平6)66歳 『一本の茎の上に』
詩人茨木のり子の年譜(11) 1998(平10)72歳 『二十歳のころ』 ~ 1999年(平11) 詩人評伝『獏さんがゆく』 第八詩集『倚りかからず』 詩人評伝『個人のたたかい』
詩人茨木のり子の年譜(12終) 2001(平13)75歳 『見えない配達夫』『対話』『鎮魂歌』復刻刊行 2002年『人名詩集』再刊、『茨木のり子集 言の葉』刊行 2004(平16)『落ちこぼれ』『言葉が通じてこそ、友だちになれる』刊行 2006(平18)年2月17日死去79歳 2007(平19)『歳月』刊行 2008(平20)『女ひとり頬杖をついて』刊行 2010(平22)『茨木のり子全詩集』刊行
▼自宅近くの公園の今日のモミジ
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