2020年7月29日水曜日

感染経路不明、全国で5割超(日経新聞); 「クラスター追跡で新型コロナ感染を封じ込める対策は限界を超えた」。東京では「家庭」での感染が「夜の繁華街」を上回り、感染経路不明は全国で5割超に。どこで感染するか分からない状況になりつつあります / 家庭内感染が30人。5人家族2組と4人家族2組が全員感染 / 東京都の感染者、増える家庭内:東京新聞 / “夜の街”を上回り...東京で「家庭内感染」が最多に 軽症者ホテルの確保は(FNN);「東京都で、直近1週間の感染状況を調べたところ、家庭内感染が「夜の街」を上回り、最も多くなっていることがわかった」 / コロナ“家族道連れ感染”で重症化、最悪シナリオの行方(NEWS ポストセブン) 

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   冒頭の調査にもあるように、もともと高齢者の多い日本は新型コロナの重症化リスクが世界で飛び抜けて高く、このまま中高年に感染拡大すれば、一気に危機的状況となる。

 一石さんが話す。

「このままだと、ねずみ算式に重症者が増加する可能性があります。感染者が多ければ多いほどウイルスが変異を繰り返し、より凶暴化する恐れがあります。現在、若い人たちの元気な細胞で育っているウイルスが突然凶暴化して、高齢者を苦しめるようになることが最悪のシナリオです」

 しかもこれから先、お盆の帰省などで高齢者が若者と接触する機会が増え、家庭内感染で重症化する人が激増する可能性も否定できない。

 実際、重症者数はすでに増加している。7月23日までの1週間で東京は10人から21人に、大阪でも4人から13人に増えた。厚労省が4月、5月の状況を分析すると、重症者のピークは5月8日で、新規感染者が最も多かった日から約1か月後だったことがわかった。このままいくと、ウイルスの弱毒化など奇跡が起きない限り重症者は増え続け、8月中旬にはピークを迎え100人を超す可能性がある。



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