2024年2月2日金曜日

「認識甘かった」地震5時間、情報なき首相官邸 危機感共有されず(朝日);「岸田首相が1日に面会した閣僚は、林芳正官房長官と松村防災担当相の2人だけ。斉藤国交相や通信インフラ担当の松本剛明総務相、木原防衛相とも会わず。 非常災害対策本部のメンバーで復旧を指揮する斉藤国交相は1日に官邸には呼ばれず、事態の深刻さを知ったのは2日、国交省が被災地に飛ばしたヘリが省内の大型モニターに出した山が大きく崩れ、道路がズタズタになっている映像を見てからだという。」(望月衣塑子)  「当時、東京の自宅にいた石川県の馳浩知事も官邸に駆けつけたが、顔を合わせたのは別の官邸幹部。首相と会うことはなく、官邸のヘリポートからヘリで石川に戻った。」    


【ツイート全文】

 発災直後から被害が甚大であることはNHK の中継を見ていてもすぐさま想像できたはずだが、岸田首相が1日に面会した閣僚は、林芳正官房長官と松村防災担当相の2人だけ。斉藤国交相や通信インフラ担当の松本剛明総務相、木原防衛相とも会わず。

非常災害対策本部のメンバーで復旧を指揮する斉藤国交相は1日に官邸には呼ばれず、事態の深刻さを知ったのは2日、国交省が被災地に飛ばしたヘリが省内の大型モニターに出した山が大きく崩れ、道路がズタズタになっている映像を見てからだという。

大規模災害で、道路が寸断された際に支援ルートを確保するための「道路啓開計画」を北陸地方では定めてもなかったといい、人口が少ない能登半島地域の対策が疎かになってきたことも記事では指摘されている。

安倍政権時の危機管理対応と比べてもいまの岸田政権の災害時の危機管理は全くダメだ。

1日の時点で関係省庁の大臣を官邸に呼び、被害状況の把握と緊急対策を打ち出し、非常災害対策本部の設置をなぜできなかったのか。反省点だらけだ。

【「認識甘かった」地震5時間、情報なき首相官邸 危機感共有されず [能登半島地震] 朝日新聞デジタル】

 首相ら官邸中枢の初動に、過去の災害と比べて疑問を投げかける声も自民党内から漏れる。

 2016年の熊本地震では、4月16日午前1時25分に2度目の震度7を記録する本震が起きると、3時28分に当時の安倍晋三首相が官邸に入り、5時10分に非常災害対策本部を開くなど、夜を徹して対応にあたった。

 当時の菅義偉官房長官は、午前6時前に臨んだその日2度目の会見で「人的被害は未確認」としつつ、2千人態勢だった自衛隊を「本日中に1万5千人、明日以降に2万人態勢とする」と表明。会見後、周囲に「総理も自分もずっと官邸に詰める。いまが大事だ」と話していた。前首相でもある菅氏は、いまの岸田官邸の対応に「ぬるい。仕切れる人がいない。批判されないようにと、思い切った手を打てていない」と不満を語っているという。



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