2011年6月12日日曜日

不始末の後始末(2)  「玄海原発の再開 国が理解求める」

ふつうは、人であれ企業であれ国家であれ、とんでもない不始末をしでかした後は、暫くはおとなしくしておくものである、


・・・、と思うが、
6月10日付け「朝日新聞」に以下の記事。

見出し
玄海原発の再開 国が理解求める


記事
「九州電力玄海原発(佐賀県玄海町)2,3号機の運転再開問題で、同県の古川康知事ら県幹部と県議会は9日、経済産業省の原子力安全・保安院と資源エネルギー庁の幹部からそれぞれ説明を受けた。国は玄海原発の運転再開は安全上支障がないと改めて強調。早期運転再開に理解を求めたが、古川知事は慎重な姿勢を崩さなかった。
(後略)                                             」


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あれだけの不始末をしでかして、
また、自分たちが営々と積み上げてきた安全「神話」を全崩壊させておいて、
何をもって「安全上支障がない」としているのだろうか?
まして、フクシマの事故調査も終わっていないこの段階で
また、安全基準や自然災害のポテンシャルを見直そうと動き出しているこの段階で。


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6月9日「朝日」では、



地元の玄海町の町長は再開を容認。
「同町議会原子力対策特別委員会(12人)では今月1日、委員長を除く11人が意見表明。7人が容認、3人が「慎重に」「時間をかけて」、1人が反対との意見を述べた。」


そうだ。


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6月11日「朝日」では、



海江田経産相は、原発再開に向けて「地元の理解」を求めて行く姿勢を示した


とのこと。


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