2012年6月19日火曜日

原発再稼動は「新しい文明の転換点に対峙する国民の行動権を剥奪する愚行であると断じます」(平智之)



●文明の転換点という自覚を
総理を含む四閣僚会合で決定された大飯発電所三・四号機の再稼動は、修復不能なまでに国土を汚染した原子力災害への恐れと反省を欠き、いまも放射能災害と苦闘する被災者の希望を打ち砕くと同時に、節電により原発なき電力需給に立ち向かおうとする国民の意欲を一蹴し、新しい文明の転換点に対峙する国民の行動権を剥奪する愚行であると断じます。

誰の文章かと思ったら、民主党に離党届を出した平智之という衆議院議員のブログ(コチラ)


国会議員、特に民主党の国会議員、もう勝手にやってろ、
と思ってたが、この人の文章は真情に溢れている。

同郷だから褒めてるというわけではない。
(「前原サイテー」と言うことで、これは証明できる)

<以下、この日のブログの全文>
文明の転換点
2012年6月18日 17:25

●離党届の提出
この度、6月16日(土)午前11時過ぎ、政府で再稼動の決定がなされた時点で離党を決意し、本日6月18日(月)午前11時過ぎ、民主党幹事長室に離党届を提出いたしました。現在、党役員会での受理手続きを待っているところです。

●文明の転換点という自覚を
総理を含む四閣僚会合で決定された大飯発電所三・四号機の再稼動は、修復不能なまでに国土を汚染した原子力災害への恐れと反省を欠き、いまも放射能災害と苦闘する被災者の希望を打ち砕くと同時に、節電により原発なき電力需給に立ち向かおうとする国民の意欲を一蹴し、新しい文明の転換点に対峙する国民の行動権を剥奪する愚行であると断じます。

●再稼動路線を止めなければ
総理は、原発事故により多くの被災者が豊かで人間らしい生活を奪われた事実を知りながら、豊かで人間らしい生活のために、それでも原発が必要だと主張しました。政府は、再稼動により数万年もの管理を要する使用済み核燃料が生産される事実を知りながら、それでも原子力をクリーンエネルギーだと称して再稼動路線に突き進んでいます。

●痛恨の極み
原子力の規制政策に取り組む国会議員のひとりとして、この度の総理の再稼動会見ならびに政府の再稼動判断を止められなかったことは痛恨の極みであり、自らの力不足を痛感して離党を決意した次第です。

●禁原発こそ地域の成長戦略
活断層、構造帯の上に乗る国土にあって再稼動可能な原子炉は1基たりとも存在しません。また、ただちに原発依存度をゼロにするからこそ、新産業の創造と新規の雇用を生み出す地域の成長戦略が描けます。国民の安全と経済の成長を確保するために、今後とも引き続き禁原発を貫きます。再稼動の決定に怒りと失望を感じる多くの国民の声を受け止め、断固とした活動を続けます
<転載終り>

ついでにプロフィールを見たけど、なかなか面白い経歴だ。
民主党なんか、リトー、せえせえ。
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