2012年6月22日金曜日

敦賀原発近くで津波痕か 研究者指摘、原電は否定(「河北新報」)

河北新報
敦賀原発近くで津波痕か 研究者指摘、原電は否定
日本原子力発電など3事業者が実施した若狭湾沿岸の津波痕跡調査で、原電の敦賀原発(福井県)近くの池の地下から、津波によって運ばれた可能性がある砂の層が見つかったことが22日、分かった。経済産業省原子力安全・保安院が同日開いた専門家会議で、研究者が指摘した。
原電などは「ウニや海の貝などが砂に混じっておらず、津波の痕跡である可能性は低い」との見解を示しているが、保安院は「データが不足しており、さらに調査が必要だ」としている
原電によると、砂の層が見つかったのは敦賀半島東部の「猪ケ池」。
2012年06月22日金曜日

☆読売新聞では、以下のように取り扱われていた。

読売新聞
大規模津波の痕跡なし…関電など若狭湾沿岸調査
 原発14基が集中する福井県・若狭湾沿岸の津波痕跡調査を行っている関西電力、日本原子力発電、日本原子力研究開発機構は21日、古文書などに大津波をもたらしたとの記載がある天正地震(1586年)と同時代の地層を調べた結果、「大規模津波の痕跡はなかった」と経済産業省原子力安全・保安院に報告した。
 3事業者は昨年10月から9地点を調べた後、国の指示で、三方五湖の東8地点(福井県美浜町)、敦賀原発近くの6地点(敦賀市)の計14か所を追加調査。その結果、大津波の痕跡の指標となる砂層や大量の海生生物の混入はなかったという。さらに今年10月末までに1万年前以降の地層も調べ、国に報告する。
(2012年6月21日20時22分  読売新聞)

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