2012年6月26日火曜日

水戸市議会、「脱原発依存」意見書、提案へ。 再稼動中止・廃炉を求めるべきとの意見も。

朝日新聞
「脱原発依存」意見書、提案へ 水戸市議会
2012年06月26日
 日本原子力発電東海第二原発の再稼働中止や廃炉を求める請願・陳情5件が水戸市議会の総務環境委員会で趣旨採択されたことを受け、市議会議会運営委員会は25日、3会派のエネルギー政策の転換などを国に要望する意見書とあわせ、「安全で持続可能なエネルギー政策の確立を求める意見書(案)」としてまとめた。定例会最終日にあたる26日の本会議に議員提案される。
 福島第一原発事故の徹底した原因究明と検証、それを生かした防災対策の確立、原子力に依存しない社会の実現を目指した代替エネルギーの確保や再生可能エネルギーなどの導入推進を求める内容。東海第二原発については、運転開始から33年と老朽化が進んでいることを理由に「安易な再稼働はせず、より明確で客観的な安全基準を策定した上で安全性の確認を行うこと」と要望している。
 共産党市議団は、再稼働中止や廃炉を求めないのは請願・陳情者の趣旨を反映したとはいえないなどと会派で唯一反対し、独自の意見書案の提出を決めた。

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