『ヤマザキマリと北村一輝が訪ねる カラヴァッジョ 光と闇のエクスタシー』(4月8日)
から
ローマ、サン・ルイジ・フランチェージ聖堂にあるマタイ三部作:
「聖マタイの召命」(1600)
「聖マタイと天使」(1602)
「聖マタイの殉教」(1600)
▼「聖マタイの殉教」(1600)
異教徒に襲撃されたマタイと怒る信者
信者たちはこの後、蜂起する
怒る若い信者
▼聖マタイの召命
光と闇のコントラスト
「わたしにしたがいなさい」とキリスト
「え? マジ オレ?」って顔がリアル。
てっきり中央のヒゲの男がマタイだと思ったけれど、
どれがマタイなのか長い論争があったそうだ。
現在の解釈は、ヒゲの男が指差す先の男、徴税人だったマタイはお金を数えている、ということのようだ。
上野 国立西洋美術館 カラヴァッジョ展に行ってきた 2016-04-15
日曜美術館「幻の光 救いの闇 カラヴァッジョ 世界初公開の傑作」(4月17日)より
1 件のコメント:
こんにちは。
私もローマのサン・ルイジ・フランチェージ聖堂にカラヴァッジョのマタイ三部作:「聖マタイの召命」「聖マタイと天使」「聖マタイの殉教」を見てきましたので、作品の画像やご説明を読ませていただきカラヴァッジョのマタイ三部作の魅力を追体験することができました。帰ってから東京でカラヴァッジョ展を見て、改めて劇的な明暗法によって浮かび出る人物表現と「光と影」の自由な感動的表現やリアリティーのある絵画表現、どんな場面にも美しさが潜ばせる独特の美意識といったカラヴァッジョの魅力を再認識しました。
ローマのサン・ルイジ・フランチェージ聖堂にカラヴァッジョのマタイ三部作についても改めてレポートしたいとおもいますが、、今回は東京のカラヴァッジョ展からカラヴァッジョの絵画の魅力と、なぜカラヴァッジョが美術史を塗り替えるほどの影響力を持ったのかを考察してみました。読んでいただけると嬉しいです。ご意見・ご感想などコメントをいただけると感謝いたします。
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