2016年7月17日日曜日

【生前退位 私はこう思う(2)】東大名誉教授(日本思想史)・小堀桂一郎氏 「摂政の冊立が最善」 - 産経ニュース ; 天皇の生前御退位を可とする如き前例を今敢えて作る事は、事実上の国体の破壊に繋がるのではないかとの危惧は深刻である。 ← 日本会議副会長 日本会議の本音が出てきた。「生前退位は国体の破壊」という1930年代感がすごい。 / 天皇を神聖化した明治憲法体制に即することを目指す論。ここで「国体」というのは国家神道の宗教性と直結した観念。憲法20条をどう考える?


 ・・・退位された前天皇の国法上の地位、処遇、称号の問題。明治天皇の御治定にかかる一世一元の元号の問題。何よりも、天皇の生前御退位を可とする如き前例を今敢えて作る事は、事実上の国体の破壊に繋がるのではないかとの危惧は深刻である。全てを考慮した結果、この事態は摂政の冊立(さくりつ)を以て切り抜けるのが最善だ、との結論になる。

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