2016年7月27日水曜日

小野田さん帰国 42年後の真実 (NHK NEWS WEB) ; 「小野田氏ら元日本兵により30人が殺され、100人が傷つけられた」 フィリピン側に支払われた3億円 「ルバング島の元町長も私たちの取材に対し、3億円が住民や島のために使われた事実はないと答えました。」


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「小野田氏ら元日本兵により30人が殺され、100人が傷つけられた」
「何らかの手を打たなければ、フィリピン側の世論も納得しない」

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日本政府は、見舞い金として3億円を拠出する方針を固めていきました。

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日本側から支払われた3億円は、実際に被害に遭った住民のためには生かされなかったのでしょうか。それを確かめるため、私たちは小野田さんら残留日本兵が潜んでいたルバング島を訪ねました。

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ルバング島の元町長も私たちの取材に対し、3億円が住民や島のために使われた事実はないと答えました。

帰国のかげで置き去りにされた歴史

外交文書と取材から浮かび上がってきた、3億円の資金を巡る知られざる事実。日本中を沸かせた元日本兵の帰国のかげに、置き去りにされてきた歴史がありました。
私たち今後はフィリピン側の外交関係者の取材も進めなぜルバング島の住民に3億円が使われなかったのか調べていくことにしています。

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