「朝日新聞」8月17日(金)の「経済気象台」という匿名コラム。
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この記事を読んで、
つくづく「為政者目線」もしくは「統治者目線」ということを考えた。
この記事を書いた人は、
消費増税によって中小企業が「感じる」「不安」は「あるだろう」、
また、
「所得の少ない人や中小企業にとっては、より「痛い」仕組みであろう。」
と、ここまでは言うんだけれど・・・。
反面では、
消費税は「捕捉率の高い」、つまり効率のいい課税方法で、
かつ、
「税制は簡素・公平が原則」という。
政治家は、「「問題点」を無数に取り上げ」、
マスコミは、「「被害者」を探し出して報道する。」
つまり、「正義の代弁」のような顔をして、いたずらに問題点を煽っている、と言う。
こういう人って、一体どんな人かと想像したくなる。
まず第一に、消費税の数%アップくらいで自分の生活には何の影響も出ないヒト。
それから、「不健全財政」による日本売りで、自分の持っている金融資産が目減りしそうなヒト。
(自分が持っていなくても、自分の属する組織、あるいはクライアントなどの密接な関係者が持っている場合もあるかな?)
後は、統治者目線、為政者目線で持論を述べることを生業としているヒト。
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ラストの2行に、
「これ以上何が必要なのか、とため息が出るほどだ。」とある。
これッテ、
これだけ厚い保護政策をとっているのに、まだ文句言うのか・・・、という意味?
それとも、
ホントにどうして良いのか分からないという意味?
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こいうヒトにとっては、
世間に満ちている怨嗟の声は、ビンボー人のワガママとしてしか聞こえない?
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