今日午前、小沢氏に控訴審判決。政権交代後の日本政治は、検察の暴走捜査と「政治とカネ」キャンペーンに踏みつぶされた。その事件に決着をつける重要な判決なのに、NHKなど「今日控訴審判決」の項目すらなし。「太田市議の万引き」のニュースはやるのに。無罪なら「なかったこと」にしたいのだろう
— 郷原信郎さん (@nobuogohara) 11月 11, 2012
控訴審判決を前に、一審判決を改めて正しく読んで頂きたい。拙稿【小沢無罪判決をどう受け止めるべきか】bit.ly/KK2gab そもそも一審判決が認定した秘書の行為の性格が、指定弁護士の主張とは全く異なる。「偽装・隠蔽」を否定しているところが重要
— 郷原信郎さん (@nobuogohara) 11月 12, 2012
小沢控訴審判決、控訴棄却、一審の無罪判決を維持。当然の結論だが、この事件の捜査・裁判は、膨大な時間と労力の空費だっただけでなく、「検察崩壊」という重大かつ深刻な事態の原因となった。検察の不当捜査や「検審騙し」などのこの事件の異常さに裁判所がどこまで踏み込むか。
— 郷原信郎さん (@nobuogohara) 11月 12, 2012
今日の小沢控訴審判決の要旨を入手して読了。一言でいうと、「指定弁護士惨敗」判決。一審判決では多少、検審や指定弁護士への配慮もあったが、控訴審判決は、遠慮なく正論でズタズタに斬り捨てている。指定弁護士は、控訴したことを後悔しているだろう。一審で止めておけば「惜敗」で済んだのに(続く
— 郷原信郎さん (@nobuogohara) 11月 12, 2012
続き)予想以上だったのは、控訴審判決が、小沢氏の「虚偽性の認識」だけではなく、石川・池田氏の「虚偽性の認識」の一部も否定したこと。近く始まる秘書公判にも重大な影響を与える。石川氏に殆ど犯意らしき犯意がなかったとすると、秘書事件一審判決の「水谷裏献金隠し」の動機は宙に浮く(続く
— 郷原信郎さん (@nobuogohara) 11月 12, 2012
続き)今日の控訴審判決、簡単にまとめると、指定弁護士⇒《大恥》、検察・登石(秘書事件一審裁判長)⇒《真っ青》と言ったところか
— 郷原信郎さん (@nobuogohara) 11月 12, 2012
【IWJ・UST】Ch1で「郷原信郎弁護士インタビュー」 Ch1→( #iwakamiyasumi live at ustre.am/eOVh ) 今日の小沢氏控訴審判決の内容と秘書事件控訴審への影響などについて詳しくお話ししています。
— 郷原信郎さん (@nobuogohara) 11月 12, 2012
小沢氏控訴審無罪判決に関して、「検審騙し」疑惑が核心であることを正面から指摘しているのは、東京社説【小沢代表無罪 検察の“闇”を調べよ】bit.ly/TFm26uだけ。この問題については、拙著「検察崩壊 失われた正義」amzn.to/OmAWRiで是非
— 郷原信郎さん (@nobuogohara) 11月 13, 2012
検察の暴走捜査を煽り、検審起訴議決が出ると「『民意』を重く受け止めよ」とさんざん持ち上げるなど、司法を政治的に利用しようとする目論見は、裁判所の当然の司法判断で完全敗北したが、制度の問題や政治資金処理の一般論にすり替えて非を認めない。こういうことが平気で行える神経が私には理解不能
— 郷原信郎さん (@nobuogohara) 11月 13, 2012
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