参院選:政府、沖縄選挙区総括 名護で自民新人健闘 「普天間、意見さまざま」
毎日新聞 2013年07月24日 東京朝刊
政府は23日、首相官邸で菅義偉官房長官ら沖縄関係の閣僚会議を開いた。参院選沖縄選挙区(改選数1)では米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)を巡り、同県名護市辺野古への移設に反対する諸派現職が当選。しかし、移設先の名護市に限ると、落選した自民新人の得票が諸派現職に約150票差まで迫り、閣僚からは「沖縄にはさまざまな意見がある」「得票はほとんど同じ」との意見が出た。
菅氏は閣僚会議後の記者会見で「普天間飛行場の危険除去に全力で取り組む」と述べ、選挙結果にかかわらず、辺野古移設の政府方針を堅持する意向を示した。会議に出席した小野寺五典防衛相も23日の記者会見で、名護市の票差を「僅差」と分析。「沖縄にもさまざまな意見があることを斟酌(しんしゃく)して、対応していきたい」と述べた。
自民党は参院選公約で「名護市辺野古への移設推進」を明記する一方、沖縄県連の地域版公約集では「県外移設」をうたい、選挙戦で公約を使い分けた。政府は今年3月、辺野古沿岸部の埋め立てを沖縄県の仲井真弘多知事に申請。沖縄県内では来年1月に名護市長選、来年秋には名護市議選と知事選が行われる予定で、政府は年内に仲井真氏から埋め立て承認を得たい考えだ。【青木純】
菅官房長官が今回名護市で僅差だったと訳の分からないことを言っている。2010年県知事選挙では自民が『県外移設』に転じて名護市で2173票差で勝った。昨年末衆院選挙でも自民候補が生活、共産、民主の合計より1,651票差で勝った。今回は『県外移設』のメッキが剥がれて逆転されたのだ。
— 伊波 洋一 (いは よういち) (@ihayoichi) July 24, 2013
2010年県知事選挙で名護市は仲井真候補15,213、伊波洋一13,040で2173票差。昨年末衆院選挙は自民・比嘉奈津美候補12,354、玉城デニー候補と共産、民主候補の合計10,703で1651票差。今回『県外移設』のメッキが剥がれ糸数候補が2千近く詰めて151票差の逆転。
— 伊波 洋一 (いは よういち) (@ihayoichi) July 24, 2013
自民候補の公約は『県外移設』だった。安倍政権は辺野古移設・辺野古埋め立て推進だ。菅官房長官の頭の中はどうなっている。米国政府高官は移設問題で安倍政権は沖縄で負けたと判断している。さらに安倍政権の安全保障観に疑問を投げかけている。 pic.twitter.com/KcPtDkVMcs
— 伊波 洋一 (いは よういち) (@ihayoichi) July 24, 2013
菅官房長官発言は150票差だけではないようだ。劣勢の自民候補を安倍政権が全力で巻き返して3万票差とした自負があるのだろう。関係者は時間が足りなかったとしている。『参院選示された民意』に衆院沖縄4区を取り巻く状況が書かれている。 pic.twitter.com/Kmh59TBanA
— 伊波 洋一 (いは よういち) (@ihayoichi) July 25, 2013
沖縄4区の西銘恒三郎衆院議員の〝公約裏切り〟が敗因と言いたげだが、西銘議員の方が正直だ。自民党は辺野古埋め立て申請をして辺野古移設推進は選挙公約だ。それを隠して自民党のままの〝県外移設〟で県民を騙そうとしたのが安倍政権と自民県連だ。 pic.twitter.com/7JFohlwSo6
— 伊波 洋一 (いは よういち) (@ihayoichi) July 25, 2013
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