2013年9月17日火曜日

米国の調査 イラク・アフガン帰還兵4人に3人PTSD 調査は、約1万4千人の帰還兵を対象に実施

沖縄タイムス
イラク・アフガン帰還兵4人に3人PTSD
2013年9月16日 09時29分(35時間35分前に更新)

 【平安名純代・米国特約記者】米シンクタンク「ランド研究所」が非営利団体「傷ついた戦士プロジェクト」などと共同実施した最新調査で、2001年の米中枢同時テロ後にイラクやアフガニスタンで戦闘任務についた米兵らの4人に3人が心的外傷後ストレス障害(PTSD)を患っていることが14日までに分かった。

 調査は、約1万4千人の帰還兵を対象に実施した。PTSDと認められた兵士らのうち、治療を希望したのは約55%と過半数に達したが、そのうち約33%は退役軍人病院などで十分な診察や治療が受けられなかったなどと答えており、治療を受けるのが困難な実態を浮き彫りにしている。

 また、80%が睡眠障害、39%が経済状況が昨年より悪化したと答え、失業中と答えた人は約18%に達した。

 ミラマーやペンデルトンなど主要海兵隊基地を擁するカリフォルニア州では、ロサンゼルス・タイムズなどの地元紙がPTSDを抱える帰還兵らの姿を掲載。戦地から帰還後に発症し、薬物乱用や飲酒運転、家庭内暴力などで社会適応できずに苦しむ兵士らの特集を組んでいる。

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