2016年4月18日月曜日

近畿でも大地震に警戒必要 主な活断層20本以上(神戸新聞NEXT) ; 石橋克彦・神戸大名誉教授(地震学)は「広い視点で見れば今回の地震・・・。中長期的には南海トラフ地震に近づくステップの一つと見るべき」と説明する。


 京大防災研究所・地震予知研究センターの渋谷拓郎教授(地震学)は、今回の震源域が四国や紀伊半島を通る中央構造線断層帯に近づいている点について「九州と四国では地盤の動く圧力の方向が違い、直接的な影響は考えにくい」とした上で、「内陸型地震はどこでも発生リスクがある。活断層の多い兵庫は注意が必要」と話す。

 石橋克彦・神戸大名誉教授(地震学)は「広い視点で見れば今回の地震も阪神・淡路と同様、海と陸のプレートが押し合う相互作用で生じたひずみの解放が原因。中長期的には南海トラフ地震に近づくステップの一つと見るべき」と説明する。

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