2016年7月15日金曜日

ヘリマネ、歯止めなくなる恐れも=浜田内閣官房参与 (WSJ) ; 日銀による政府債務の直接引き受けは行うべきでなく、もし行えば、1930年代の軍備拡張の財政がハイパーインフレを引き起こしたような事態になりかねないとの見解を示した。 / コラム:円の価値を「叩き壊す」ヘリマネ議論=唐鎌大輔氏 — ロイター / 危機の真相:ヘリコプターマネー 空から毒入り紙幣が降る時=浜矩子


【東京】内閣官房参与で米エール大名誉教授の浜田宏一氏は、日銀による政府債務の直接引き受けは行うべきでなく、もし行えば、1930年代の軍備拡張の財政がハイパーインフレを引き起こしたような事態になりかねないとの見解を示した。

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 本田悦朗前内閣官房参与をはじめとする安倍首相の側近らは、高橋是清を国家的英雄と考えており、拡張財政とハイパーインフレについては軍部および疲弊した戦時経済における供給力不足が原因だとしている。

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 同氏は、・・・、日本の企業は日銀に催促ばかりでよいのかとした上で、内部留保を溜め込み、それを賃金や配当として配らないと指摘。実物投資もしない、株式投資も怖がり、低利の流動資産でしか運用しようとしないとの見方を示した。

 浜田氏は「経営者や投資家は、自分たちが日本経済の足を引っ張っているのに気が付かないのだろうか」と苦言を呈した。




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