まあ、これが一般的な受け止め方。官邸の陰謀の片棒を担いだ読売新聞は大恥をかいた。だが「社会部長」が恥の上塗りの言い訳。なんとも…。→ 牧太郎の青い空白い雲:「加計疑惑」は新展開! 不可解な「前川 出会い系バー」読売報道 - 毎日新聞 https://t.co/PFsS2DswBK— 鈴木 耕 (@kou_1970) 2017年6月4日
(略)
前川氏は気骨のある人と聞いている。熱血漢!である。
小泉純一郎政権が「三位一体の改革」(国庫補助負担金の廃止・縮減、税財源の移譲、地方交付税の一体的な見直し)を進めようとした時、省内に「奇兵隊(喜平隊?)」を組織して猛烈に反対した。
安倍政権の「教育勅語」的教育改革にも反対だった。もちろん、加計学園を優遇する「官邸の最高レベル」の言いなりにはならない。前川氏は安倍政権にとって「良からぬ存在」だった。だから、どの役所でも行われている「天下り斡旋」を問題にして、辞任に追い込んだのではないか。前川・文科省は「1強」の安倍さんに盾突き、結果的に潰されてしまった。
そんな経緯があったから、官邸は「総理のご意向」文書が流れた時、「前川の報復」と推理した。
× × ×
でも、「出会い系バー通い」が本当だとしても、一流の新聞が追及する事件だろうか? 大体、この「出会い系バー通い」の噂は「天下り斡旋騒ぎ」の頃にも流れていた。
読売に「出会い系」情報を流した関係者は多分、世間に《ハレンチ前川》を印象づけようとしたのではないか。前川氏の「口封じ」を狙ったのだ……。
ところが、天は自ら助くる者を助く!
前川氏は自ら反撃に出て、関係者の策謀は裏目に出た。
前川氏はビビらなかった。 6月1日号の『週刊文春』を見て官邸は仰天した。
〈「『総理のご意向』文書は本物です」文科省前事務次官 前川喜平 独占告白150分〉というスクープ。洗いざらい「総理のご意向」をバラしている。
読売の「出会い系バー」の疑惑には「その店に行ったのは事実ですが、もちろん、法に触れることは一切していません」とサラリ。5月26日には堂々と記者会見も行った。
つまり、前川氏は安倍政権と命がけで戦うつもりだろう。「加計学園疑惑」の新展開である。
「これ不正があったんですか。もし働きかけて決めてるのであれば、(私は)責任取りますよ。当たり前じゃないですか」
と開き直っていた安倍さん、大ピンチである。
読売はどうだろう。これまで読売は、官僚や政治家の不正はあまり書かない新聞と見られていた。それが今回、見慣れない「ハレンチ官僚追及」。安倍政権との間に「何か」があった、としか思えない。
(略)
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