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市内の雨水調整池8カ所で除去目安超える放射線量を測定/横浜
カナロコ 8月8日(水)23時30分配信
横浜市は8日、市内の住宅地に降った雨水があふれないよう一時貯留する「雨水調整池」206施設のうち、8施設から市の除去対応などの目安である毎時0・23マイクロシーベルト(地表1メートル)を超える放射線量が測定されたと発表した。
各施設は常に施錠されており、市民は立ち入れない。施設周辺の放射線量は目安値内だったという。
市道路局によると、調整池にたまった水を河川などに流す際、土や草が詰まっていないかどうか定期的に確認している。原発事故後初めての清掃を前に、作業員の安全を確保するため、5月末から7月末にかけて調整池のたい積物の放射線量を測定した。
同局が管理する218施設のうち、作業予定の206施設を調べた結果、泉区西が岡1丁目の施設内が毎時0・37マイクロシーベルト(地表1メートル)の最高値を記録するなど8施設16カ所で目安値を超えた。
市は排水づまりの恐れがない6施設の清掃活動は中止し、定期的な観測を続ける。残る2施設は土砂などを取り除き、土のう袋に入れ、施設内で保管するという。
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