東京地方、きょうは晴天、桜もほぼ満開です。— 俳句αあるふぁ (@mainichi_haiku) 2016年3月31日
世の中は三日みぬ間にさくらかな (大島蓼太)
恋々(れんれん)と花に沈めり嵐山 (加藤暁台)
父となりぬ遠き桜を見てゐたり (谷野予志)
きょうは、数時間おきに何度か、桜の句をつぶやきます。
桜の句をひきつづき.......— 俳句αあるふぁ (@mainichi_haiku) 2016年3月31日
花の世の花のやうなる人ばかり (中川宋淵)
観音の大悲の桜咲きにけり (正岡子規)
雀来て障子にうごく花の影 (夏目漱石)
花にゆく老いの歩みの遅くとも (高浜虚子)
仮の世の仮の棲(すまい)や花盛 (松根東洋城)
すっかり、日が暮れました......— 俳句αあるふぁ (@mainichi_haiku) 2016年3月31日
人影や月になりゆく夕桜 (酒井抱一)
ふと夜の時のとどまる花しろし (山上樹実雄)
夕ざくら見上ぐる顔も昏れにけり (桂 信子)
明日もまた、桜の句をお届けします(^^)
目をつむりゐる初花に逢ひしあと (篠崎圭介)— 俳句αあるふぁ (@mainichi_haiku) 2016年4月1日
仮の世の仮の棲(すまい)や花盛 (松根東洋城)
桜は、古くから日本に自生する花として、人びとの心を掻き立ててきました。掻き立てるというより、心の奥深く入りこんでいるのです。神話にまでさかのぼり、人びとの思いを伝えてきたのが桜です。
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