2012年8月7日火曜日

放射能汚染 栃木県日光市のチチタケ基準値超3万1,000ベクレル

NHKニュース
チチタケから基準超す放射性物質
8月7日 11時28分

栃木県日光市で採れた野生のきのこの「チチタケ」から、国の基準を大幅に上回る1キログラム当たり3万ベクレルを超える放射性セシウムが検出されました。

栃木県によりますと、今月3日に日光市と鹿沼市で採れた野生のきのこ「チチタケ」から基準を超える放射性セシウムが検出されたということです。
このうち日光市で採れた「チチタケ」からは、国の基準の1キログラム当たり100ベクレルを大幅に上回る3万1000ベクレルの放射性セシウムが検出されました。
「チチタケ」は、例年、これから来月にかけて収穫がピークを迎えることから、栃木県では、県内の各地域で採れた「チチタケ」について出荷前の検査を順次行っていて、日光市では、先週、別の「チチタケ」から3000ベクレルの放射性セシウムが検出され、すでに国によって野生のきのこ全般の出荷が制限されています。
厚生労働省によりますと、今回検出された3万1000ベクレルという値は去年9月に福島県棚倉町の「チチタケ」から検出された2万8000ベクレルを上回り、野生のきのことしてはこれまでで最も高い値だということです。
これについて栃木県林業振興課では「これほど高い値が出た理由は分からないが、すでに出荷制限しているので市場に出回ることはない」としています。

1 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

日光市に確認したら「個人情報だから教えられない」。栃木県に確認したら「採取した地域は教えられない」と言う。何のための行政なのだろうか。