2022年の1人あたりGDPのデータ(OECD)が出揃いましたので共有します。
— 小川製作所 (@OgawaSeisakusho) May 2, 2023
まずは為替レート換算値です。
日本は33,863ドルで、37か国中21位です。
韓国よりやや多く、イタリアよりやや少ないですが、OECD平均値を大きく下回ります。
アメリカの半分以下、ドイツの7割程度です。 pic.twitter.com/hCLoMTd2jE
1人あたりGDP 為替レート換算値の推移グラフです。
— 小川製作所 (@OgawaSeisakusho) May 2, 2023
2021年→2022年で多くの国で自国通貨安となったため、ドル換算値が目減りしている国が多いです。
特に日本では円安が大きく進み(年平均134円/ドル)、ドル換算値では大きく減少しています。
かろうじて韓国よりは高い数値ですが、イタリア以下です pic.twitter.com/ceCMrxh23r
1人あたりの数値を見る際に「日本は高齢化が進んでいるので1人あたりだと数値が小さくなるのは当たり前、生産年齢人口比でみるべき」というご意見をいただく事があります。
— 小川製作所 (@OgawaSeisakusho) May 2, 2023
日本の生産年齢人口比率は確かに低いですが、高齢化とともに少子化も進んでいるので、実は他国とそこまで大きな差はありません pic.twitter.com/P64c3OEM5j
GDP名目の為替レート換算値です。
— 小川製作所 (@OgawaSeisakusho) May 2, 2023
日本のGDPドル換算値は、2022年は円安になったこともあり大きく減少しています。
ぎりぎりでドイツを上回る水準ですが、同程度の水準となります。 pic.twitter.com/OhC53yWLdD
日本は働く高齢者の割合が高いのも特徴ですね。
— 小川製作所 (@OgawaSeisakusho) May 2, 2023
労働者に占める65歳以上の高齢者の割合は13%程度で、他国よりも数ポイント~10ポイント多い状況です。
相対的に高齢労働者の生産性が低いとすると、全体に対して数%程度の影響はあるかもしれませんね。 pic.twitter.com/XsI8aoC9W2
数値がわかりにくく失礼しました。
— 小川製作所 (@OgawaSeisakusho) May 2, 2023
2022年の日本のデータがないので、2021年の数値です。
労働生産性(労働時間あたり付加価値)
名目 購買力平価換算値
2021年 単位:ドル/時間
85.0 アメリカ
81.2 ドイツ
80.9 フランス
69.1 イギリス
66.3 イタリア
63.1 カナダ
49.1 日本
46.5 韓国 pic.twitter.com/i6IOnxa738
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