2011年7月25日月曜日

「原発は安いのか。事故が起きるととんでもないコストがかかる。福島でわかった」(経済同友会の夏季セミナー)

先ほど経団連の体質に愛想をつかして楽天が脱退したことが話題になったが、7月24日付け「朝日新聞」に経済同友会での議論で、ちょっと興味あるものがあったので、いつものように無断で紹介させていただく。
(段落を適宜施す)

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(タイトル)
「ザ・コラム やらせの失敗 もはや守れぬ「成長神話」」       編集委員 西井 泰之

(記事)

・・・前略・・・


今月中旬に行われた経済同友会の夏季セミナー。
「再生可能エネルギーでどこまでまかなえるのか。『脱原発』は非現実的」 「電気代が上がれば企業は海外に逃げる」。

現状から踏みだせない議論に業を煮やすように新浪剛史・ローソン社長が口火を切った。
「自由化を徹底すれば電気代はもっと安くなる。経済界も反省すべきだ。みんな(電力の)下請け企業だからものを言わないできた」

堰を切ったように発言が続いた。

「原発は安いのか。事故が起きるととんでもないコストがかかる。福島でわかった」 

「地震地帯の日本で原発のリスクを管理できるとは思えない。日本の持つ技術は他国に開発のベースを移して生かせばいい。『捨てる原発』でいいじゃないか」

「空洞化をいうが、すでに日本の代表的企業は海外に出てしまっている」


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