ユニクロの「世界同一賃金」という発想は、とことん労働者の実情を無視している。その国によって、生活に必要な賃金は違う。社会保障の水準も、税率も、家族の扶養の在り方も、違うのである。ユニクロがグローバル展開するのは結構だが、人間それぞれは、決して「グローバル」にはなれない。
— 今野晴貴さん (@konno_haruki) 2013年4月23日
グローバル化の実質的な意味は、「いやなら国から出てけよ」だな。
— 小田嶋隆さん (@tako_ashi) 2013年4月23日
世界同一賃金って、要は最貧国水準の賃金体系ってことだよね。
— 小田嶋隆さん (@tako_ashi) 2013年4月23日
グローバル化の具体的な手順は、まずセーフティーネットを取っ払うところから始まって、次に国をまたいだ企業が最も利益を追求しやすい状況を作るべく展開して、作最終的には、ホッブズの言っていた「万人の万人に対するたたかい」みたいなところに落ち着くのだと思うぞ。
— 小田嶋隆さん (@tako_ashi) 2013年4月23日
ユニクロに関して、商品にも接客にも不満を持ったことは無い。でも、CMとロゴと社長の言動はどうしても好きになれない。つまり、経営陣が現場の足を引っ張ってる企業なんでしょうかね。
— 小田嶋隆さん (@tako_ashi) 2013年4月23日
朝日新聞 2013年4月23日10時11分
「年収100万円も仕方ない」ユニクロ柳井会長に聞く
「世界同一賃金」は、社員のやる気を生むものなのか、はたまた「現場の疲弊」をさらに強めるものにならないのか。導入の狙いや、社員を酷使する「ブラック企業」との批判に対する見解を、ファーストリテイリングの柳井正会長兼社長に聞いた。
――「世界同一賃金」を導入する狙いは何ですか。
「社員は、どこの国で働こうが同じ収益を上げていれば同じ賃金でというのが基本的な考え方だ。海外に出店するようになって以来、ずっと考えていた。新興国や途上国にも優秀な社員がいるのに、同じ会社にいても、国が違うから賃金が低いというのは、グローバルに事業を展開しようとする企業ではあり得ない」
――中国などに比べて賃金が高い日本は下方圧力がかかって、逆に低い国は賃金が上がるわけですか。
「日本の店長やパートより欧米の店長のほうがよほど高い。日本で賃下げをするのは考えていない。一方で途上国の賃金をいきなり欧米並みにはできない。それをどう平準化し、実質的に同じにするか、具体的な仕組みを検討している」
――いまの離職率が高いのはどう考えていますか。
「それはグローバル化の問題だ。10年前から社員にもいってきた。将来は、年収1億円か100万円に分かれて、中間層が減っていく。仕事を通じて付加価値がつけられないと、低賃金で働く途上国の人の賃金にフラット化するので、年収100万円のほうになっていくのは仕方がない」
――付加価値をつけられなかった人が退職する、場合によってはうつになったりすると。
「そういうことだと思う。日本人にとっては厳しいかもしれないけれど。でも海外の人は全部、頑張っているわけだ」
「僕が心配しているのは、途上国から海外に出稼ぎにでている人がいる、それも下働きの仕事で。グローバル競争のもとで、他国の人ができない付加価値を作り出せなかったら、日本人もそうやって働くしかなくなる。グローバル経済というのは『Grow or Die(グロウ・オア・ダイ)』(成長か、さもなければ死か)。非常にエキサイティングな時代だ。変わらなければ死ぬ、と社員にもいっている」
「『年収100万円も仕方ない』ユニクロ柳井会長に聞く」。こういう人には、従業員の生活に対する関心なんて、何もないんだろうねえ。あるのは企業のもうけだけ。従業員はもうけの手段。まったくヒドイ経営姿勢だ。 t.asahi.com/akzl
— 石川康宏さん (@walumono0328) 2013年4月23日
ユニクロ柳井会長は「成長か死か」「正社員でいる以上、効率をあげて頑張ってもらわないと生き残っていけない」というけど、ユニクロで正社員で頑張ったほうが、長時間労働でうつを患ったり過労死しかねない。日本のまじめな若者たちを死なせてでも、自分たちの会社が生き残りたいってだけだよね。
— NPO法人POSSE雑誌編集部・坂倉昇平さん (@magazine_posse) 2013年4月23日
まさかユニクロが世界同一賃金を目指すユニバーサルブラック企業だったとは…。しかし「世界規模」といいながら「新興国」にしか目を向けず、労働時間や会社の命令に制限のある「先進国」を無視してるのはグローバル企業としてセコすぎるのではないでしょうか。
— NPO法人POSSE雑誌編集部・坂倉昇平さん (@magazine_posse) 2013年4月23日
ユニクロの世界同一賃金は労働者を摩耗するブラック施策togetter.com/li/492182「柳井会長…が悪質なのは、せいぜい自分の企業が成長するか死ぬかに過ぎない話を、「日本」「日本人」が成長するか死ぬかという話にすりかえていること。勝手に国と国民を私物化するんじゃない」
— 本田由紀さん (@hahaguma) 2013年4月23日
「成長かさもなくば死か、どちらかを選べ」という問いの立て方自体が、間違っている。これは、問いではなく恫喝ってやつだ。成長と死の間には、長い安定の期間があり、それこそ事業家も、国家も規範とすべき期間である、と思うよ。
— 平川克美さん (@hirakawamaru) 2013年4月26日
「年収100万円も仕方ない」ユニクロ柳井会長に聞く asahi.com/business/updat…グローバル経済の本質は、一将功なりて万骨枯る。一将は使い切れない富を手にするが、枯れた万骨が何とか生きていけるようにするのが政治の使命。人材使い捨ては社会への寄生に他ならない。
— 山口二郎さん (@260yamaguchi) 2013年4月23日
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