NHK 岩手県のニュース
野生コゴミとタケノコで基準超
陸前高田市で採った野生のコゴミとタケノコから国の基準を超える放射性セシウムが検出され、岩手県は陸前高田市に対してこれらの山菜の採取や出荷を自粛するよう要請しました。
岩手県では、山菜のシーズンにあわせて4月から、山菜に放射性物質が含まれていないか調査を行っています。
その結果、4月23日に陸前高田市で採った野生のコゴミから1キログラムあたり170ベクレル、また同じく陸前高田市で4月24日に採ったタケノコから1キログラムあたり120ベクレルの放射性セシウムが検出され、国の基準である100ベクレルを上回りました。
このため県では、陸前高田市に対し、これらの山菜の採取と出荷を自粛するよう要請しました。
ことし、県内で採れた山菜から国の基準を超える放射性物質が検出されたのはこれが初めてです。
県内では、タケノコは一関市と奥州市で出荷制限の指示が出ているほか、野生のコゴミも花巻市で出荷自粛要請が続いています。
県では、これらの結果をホームページで公開していて、山菜を採ったり買ったりする際には参考にしてほしいと呼びかけています。
04月26日 18時42分
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