神戸新聞2013/4/23 05:45
「わが物顔でちょっかい」 神戸市長が維新批判
14日に投開票された伊丹、宝塚両市長選で日本維新の会の公認候補が大敗したことについて、神戸市の矢田立郎市長は22日の定例会見で「自ら街をつくるのが自治。そこにちょっかいを出した(結果)」などと維新を痛烈に批判した。
両市長選の告示直前、維新幹部が大阪都構想をめぐり「大阪だけでなく周辺10市ぐらいを合併し、神戸まで特別区にしたい」と発言。矢田市長はこれを念頭に「わが物顔の発言に対し、有権者の大きな反応があったのでは」と分析した。
矢田市長は9日の会見でも「よその自治体にまで首を突っ込むのは論外」と維新の姿勢を強く批判。今秋に予定される神戸市長選に自身は立候補しない方針を表明しているが、「道州制実現」を旗印に候補擁立を検討する維新をけん制する発言が目立っている。(田中陽一)
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