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消費支出、2.5%減=8カ月連続マイナス-11月家計調査
総務省が26日発表した11月の家計調査によると、1世帯(2人以上)当たりの消費支出は28万271円となり、物価変動の影響を除いた実質で前年同月比2.5%減少した。マイナス幅は10月(4.0%減)から縮小したものの、消費税率が引き上げられた4月以降、8カ月連続のマイナスとなった。
主な項目を見ると、住居や家具・家事用品など6項目がマイナス。品目別では、消費税増税に伴う駆け込み需要の反動減の影響で住宅リフォーム代(34.8%減)の落ち込みが目立った。炊飯器やオーブンレンジなどの家庭用耐久財(6.8%減)、ゴルフプレー代や国内パック旅行費といった教養娯楽サービス(3.1%減)への支出も減少し、家計の節約志向が続いている。
ただ、総務省は「全体として減少幅は縮小方向にある」(消費統計課)と判断。基調判断は「このところ持ち直している」に据え置いた。(2014/12/26-12:21)
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