重文《十二神将立像(じゅうにしんしょうりゅうぞう)》
木造、彩色、玉眼
鎌倉時代(12~13世紀)
神奈川県横須賀市の曹源寺に伝来した像。
鎌倉初期の運慶派の作風を示す。
一具中の戌神像内にある鎌倉末の修理銘中に「けんきうのころのほとけなり」(建久の頃の仏なり)の文言があって、一具が建久年間(1190~99)に制作されたことを暗示する。
重文《毘沙門天立像(びしゃもんてんりゅうぞう)》
木造、彩色
平安時代(9世紀)
和歌山、道成寺
目鼻を強調した怪異な面貌が目を引くが、装飾性に富み、随所に獣面をあしらう異国的な意匠の甲冑も見どころに一つ。
量感豊かな太づくりの体躯や、鋭く緊密な彫り口もあわせて、中国・唐時代の仏像に近い。
なお、邪鬼を含むその全身を一材から彫り出し、内刳(うちぐ)りも施さない。
東京国立博物館で開催中の『春日大社 千年の至宝』展に行ってきた 2017-02-07 「国宝 重文100件以上」 《赤糸威大鎧(梅鶯飾)》 《赤糸威大鎧(竹虎雀飾)》 《金地螺鈿毛抜形太刀》 《春日権現験記絵》 など
重文 《奈良・金春家伝来の能面》(東京国立博物館常設展示2017-02-07) 「本特集は、中世の能の歴史を物語る金春家伝来の面と能装束の名品を一堂に会する初めての機会です」
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