いえね、実は、今週誕生日だったんですよ。
で、ささやかなお祝い。
いえいえ、決してぼっちバースデイではないですよ。
というのも、偶然にも次男が同じ誕生日なもんで、毎年「ぼっち」にはならないという僥倖が運命づけられてるってわけです。
もっとも、いま確認したら、次男のケーキはまだ冷蔵庫にはいったままだったですが。
何しろ深残つづき、今日も土曜日なのに多分12時頃の帰宅じゃないかな。
2月のこの頃は自分的には気持ちの上で出入りの激しい特別な期間になっている。
昨年、
「2月はやっぱり「ややこしい」月である、という感じは今も変わらない。」
という書き出しで記事にした。
コチラ ↓
隣国語の森 (茨木のり子) ; 若い詩人尹東柱 / 一九四五年二月 福岡刑務所で獄死 / それがあなたたちにとっての光復節 / わたくしたちにとっては降伏節の / 八月十五日をさかのぼる僅か半年前であったとは
尹東柱は今年、生誕100年ということで記念行事が続いている。
尹東柱生誕100年 東京で「詩人を懐かしむ夜」開催
明日は立教大学で催しがあると、先ほどTLに流れていた。↓
【明日】立教大学:2月19日(日)14:30~— 影書房 (@kageshobo) 2017年2月18日
第1部 追悼礼拝
第2部 「尹東柱物語」―詩と音楽で紡ぐ尹東柱の生涯
出演:崔善愛(音楽構成、ピアノ)、松岡みどり(語り)、若狭直人(チェロ)https://t.co/wwH0cB7Oh6 …
新刊『生命の詩人・尹東柱』も販売します pic.twitter.com/ua3jbn55cy
節目節目で思い出す中原中也の「帰郷」という詩。
柱も庭も乾いてゐる
今日は好い天気だ
縁の下では蜘蛛(くも)の巣が
心細さうに揺れてゐる
山では枯木も息を吐く
あゝ今日は好い天気だ
路傍(ばた)の草影が
あどけない愁(かなし)みをする
これが私の故里(ふるさと)だ
さやかに風も吹いてゐる
心置なく泣かれよと
年増婦(としま)の低い声もする
あゝ おまへはなにをして来たのだと……
吹き来る風が私に云ふ
ラストが結構突き刺さって来る。
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