昼食は「パン2つ」、貯金80万円、高齢両親の世話…“安楽死”したい53歳男性の「絶望的現実」(小林美希);「「昼ごはんは、パン2つ。出費を180円に抑えています。もし、仕事が決まらず露頭に迷えば、生きて苦しむより死を選んだほうがいい」――非正規雇用で低収入の状況が続く木村武さん(仮名、53歳)は、約4年前の取材で安楽死を望んでいた。 その後に襲ったコロナ・ショックや物価高。今や平均年収を得ていたとしても、「ちょっとスタバでお茶しよう、ランチしよう」という、それぞれが思う“普通”の生活ができにくくなっている。非正規雇用で収入の不安があれば、一層と生活は苦しくなる(近著『年収443万円 安すぎる国の絶望的な生活』)。 だが、統一地方選を前に岸田文雄首相がアピールした『異次元の少子化対策』によって、就職氷河期世代の非正規雇用の問題が、またも置き去りにされている。」
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