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もってあと1年のアベノミクス幻想
DAILY NOBORDER 12月20日(土)15時26分配信
(略)
しかしながら肝心要の賃金給与の引き上げについては昨年同様、16日に行われた「政労使会議」で安倍首相は経済界に対して「賃上げの流れを来年、再来年と続け、全国にアベノミクスの効果を浸透させたい」と述べたものの、これまでのように物価上昇を賃上げが後追いするようなアベノミクスであれば、国民生活はお先真っ暗なままだ。
「企業に内部留保がたまっている。賃金か配当か設備投資に回すのが本来の姿だ」
同じ日、麻生財務相は閣議後の記者会見でこう述べてもいるが、企業からすれば大きなお世話ということにもなろう。
そもそも生活苦に喘いでいるのは内部留保をたんまりため込んでいる大企業の社員ではなく、中小零細企業の労働者である。
衆院選の圧勝で安倍首相は4年の任期を与えられたと勘違いしているようだが、待ってあと1年、結果がでなければ国民から三下り半を突き付けられることになろう。覚悟してかかることだ。
藤本 順一
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