読売新聞
八戸沖マダラ基準値超 県、出荷自粛を要請
県は19日、
八戸沖で同日に漁獲し、八戸港で水揚げしたマダラから国の基準値(1キロ・グラム当たり100ベクレル)を超える同
116ベクレルの放射性セシウムを検出したと発表した。本県の食品で基準値を超えたのは初めて。
県は同日、関係する漁協に対して本県太平洋海域のマダラの出荷自粛を要請した。県によると、
暫定規制値(同500ベクレル)で検査をしていた
昨年11月に八戸港で水揚げされたマダラから、同117ベクレルの放射性セシウムを検出していた。
県は今後、基準値を超えたマダラを漁獲した船から水揚げした他の魚の追跡調査を行う。本県太平洋海域で
1か月間、マダラから基準値を超える放射性物質を検出しなければ出荷自粛要請を解除する。県は「引き続き水産物の検査を重点的に行っていきたい」としている。
(2012年6月20日 読売新聞)
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