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福井・大飯原発:奥州市議会、再稼働に反対 意見書を賛成多数で可決 /岩手
毎日新聞 2012年06月21日 地方版
奥州市議会は20日、関西電力大飯原発3、4号機の早期再稼働に反対する意見書を国などに提出する議案を賛成多数で可決した。
意見書では、東京電力福島第1原発事故は国や電力会社が作ってきた原発の安全神話を覆すものだとしたうえで、事故が起きれば地域社会を崩壊させることは奥州市でも明らか、としている。
一方、新たな安全基準は本来原子力安全委員会で決定すべきものを、専門的知識を持ち合わせていない4大臣の会合で決定されたものであり、何の法的根拠も有していない、として早期稼働に反対している。
また、国などに消費税増税の中止を求める意見書の請願も、賛成多数で採択した。
東京電力福島第1原発事故に伴い、市内の公共牧場が利用ができなくなったことに伴い増える農家負担を補うため、市が独自に行う放牧自粛緊急対策事業費3632万円を盛り込んだ一般会計補正予算案も可決された。農家が市外の牧場に放牧を委託するなどして、通常の委託放牧よりも費用が余計にかかる部分を補助金として助成する。【和泉清充】
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福井・大飯原発:「再稼働は国民的合意を」 一関市議会が意見書 /岩手
毎日新聞 2012年06月23日 地方版
福井県の関西電力大飯原発3、4号機の再稼働を巡り、一関市議会で22日、電力の需給バランスを優先した原発の再稼働は行うべきではないとする「原子力発電に国民的合意を求める意見書」を国などに提出する議員発議があり、全会一致で可決した。
意見書では、関西電力は原子力発電への依存度が高かったとしたうえで「再稼働にあたっては、福島原発事故の原因究明や新規制機関の創設を早期に実現させ、脱原発の方向に国民的合意を得るよう求める」としている。【和泉清充】
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