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愛媛・伊方原発:廃炉請願を上程−−周南市議会 /山口
毎日新聞 2012年06月30日 地方版
伊方原発(愛媛県伊方町)の廃炉を要請する意見書の採択を求める請願が29日、周南市議会本会議で上程された。同市議会の企画総務委員会での話し合いを経て、定例会最終日の来月19日に本会議で採決される。
請願は市民団体「伊方原発の再稼働を許さない市民ネットワーク山口」(三浦翠代表)と「住民自治を考える会」(山田誠代表)が提出。
請願では、伊方原発周辺の活断層が動いて福島第1原発のような事故が発生すると、原発から約80〜110キロ離れた周南市も風向きによっては放射能の影響を受ける、と指摘。国や愛媛県、伊方町、四国電力に再稼働をせず廃炉とするよう要請する意見書の採択を求めている。
同市議会は昨年5月、二井関成知事に対して上関原発の建設計画中止を中国電力に求めるよう要請する意見書を、全会一致で可決している。
この日の本会議では、木村健一郎市長の任期中の給料を半減する条例案など計18議案が上程され、教育委員など2件の人事案が可決された。
〔山口版〕
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