2012年1月6日金曜日

鎌倉 妙本寺 あくまで静謐な比企谷 修復なった二天門の天翔ける飛龍

1月4日、鶴岡八幡宮への初詣の際、東勝寺橋を見てから、妙本寺にも立ち寄った。

二天門の飛龍が鮮やかに修復されている。

以下、住職さんの新年ご挨拶からの抜粋

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(略)
さて、「りゅう」はサンスクリット語で naga 那伽と音写し、蛇に似た姿の一種の鬼神、天竜八部衆の一つです。
インド神話に於けるナーガは、蛇(特にコブラ)を神話化したもので、大海あるいは地底の世界に住むとされる人面蛇身の神様です。
彼らの長である龍王ナーガラージャは、巨大で猛毒を持つと怖れられる反面、降雨を招き大地に豊饒をもたらす恩恵の授与神として信仰を集めました。
殊に、八つの龍王(八大龍王)は法華経序品に法華経を聴聞する者として、その名が挙げられております。
また、我が国では、水神信仰と習合し、湖沼の水神社には八竜権現など八大龍王にあやかった雨乞いの神として祀るられています。
(略)
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インドの蛇の神さんと日本の仏教との関係がほんのりと分かったような・・・。
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▼二天門の欄間の飛龍(右側の龍)
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▼前の階段から見た二天門
春は桜が掛かり、秋はもみじが掛かる絶景ポイント。


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▼祖師堂
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▼祖師堂から見た境内
寺は、比企谷(ひきがやつ)の深い懐にあり、あくまで静謐。

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▼桜の後に見頃を迎える海棠
まだ実がついていた。


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