2013年3月8日金曜日

橋下市長、東住吉区の和田智成区長を更迭。 問題ある公募区長は他にも。 問われる橋本市長の任命責任。 → 遂に免職(解雇) 橋下は「見る目がなかった」とだけ ツイッターでは、任免責任を言うのは「バカ丸出し」と

【4月26日更新↓ 遂に免職(解雇) 橋下の任命責任は・・・】
【3月16日更新(下段↓)ナント! 区長会議が更迭撤回を提言!】
MSN
「公募区長の下で仕事をしたくない」早期退職増、大阪市議会で指摘
2013.3.5 22:56

開会中の大阪市議会は5日、大阪維新の会、公明、自民の3会派の代表質問が行われ、3会派とも、昨年8~9月に就任した公募区長に問題のある言動があった場合、任期途中の罷免も含めた適正な対応を行うよう橋下徹市長に求めた。

維新、自民両会派は、課長級職員5~6人が早期退職する区があると指摘。自民市議は「公募区長の下で仕事をしたくないことが理由の人もいる」と述べた。

市人事室によると、来年度から退職手当が平均400万円削減されることを受け、市役所全体として早期退職者は増加傾向にあり、「区長に問題があるかは調査しなければ分からない」としている。一方、区長の指導を担当する京極務副市長は「一部の住民の話しか耳を傾けないとか、公選職のような言動、振る舞いがあるという批判も承知している」と、一部区長に問題があることを認め、指導を徹底する考えを示した。


橋下市長、会議欠席・言動に難の東住吉区長を「交代させる」
2013.3.8 13:55

大阪市の橋下徹市長が、8日に非公開で行われた24区の公募区長による区長会議で、東住吉区の和田智成区長(51)について、区長としての態度に問題があるとして、「交代させる」と発言したことが分かった。今後、市人事室で検討するが、処分が決定すれば昨年8~9月に就任した区長で初めてのケースとなる。

橋下改革の目玉…公募・任命した責任は?

大阪市では、不祥事削減目標の達成に失敗した連帯責任として決めた、給料などの自主返納を区長1人が拒否したことが問題化。複数の関係者によると、和田区長が返納を拒否していたという。

橋下市長は5日の市議会本会議で自主返納拒否を問題視し、「組織マネジメント上の問題があるなら任期中の交代はある」と発言していた。

8日の区長会議では和田区長は欠席し、区役所幹部が代理で出席。関係者によると、橋下市長は和田区長の言動が他部局の幹部と軋轢(あつれき)を生んでいることなどを理由に、「(和田区長を)交代させる」と明言したという。


ツイッターで公募区長が投稿者に「アホか」 橋下氏は処分検討も
2012.8.9 13:19

「アホか、相当な暇人やな」と投稿した淀川区長の榊正文氏のツイッター。任命した橋下徹大阪市長は「一般有権者にアホという言葉遣いは許されない」と処分も検討する考えを示した

今月就任したばかりの大阪市淀川区の公募区長、榊正文氏(44)が、自身の短文投稿サイト「ツイッター」で批判した投稿者に対し「アホか、相当な暇人やな」などと中傷するような書き込みをしていたことが9日、明らかになった。橋下徹市長は同日の定例会見で「一般有権者へのアホという言葉遣いは許されない」と批判し、処分も含めて検討する考えを表明。榊氏は取材に「浅はかな書き込みだった。今後慎みたい」と述べた。

「もっと勉強したら?」「社会に役立つ行為したら?」

問題のツイッターは榊氏が私的に開設しており、区長就任後は区政について投稿者の疑問に答えている。

榊氏は6~7日、自身に批判的な投稿者に対し「もうちょっとさ、勉強したら?」「要するに反対したいだけなんでしょう? なんか、自分で社会に役立つこと、したらいかが?」などと挑発的な書き込みを繰り返し、暴言への謝罪要求に「アホか」と応じていた。

橋下市長は、自身のツイッターで批判相手に厳しい書き込みをすることもあるが、榊氏の書き込みについて「(区長は)公選職じゃなく一般職。僕と同じやり方ができるかといえば、そうではない」と述べた。

*
*

維新の大阪市議、ブログで自民市議を「お前はもう死んでいる」などと中傷。


YAHOO
公募の東住吉区長を更迭=「適格性欠ける」―橋下大阪市長
時事通信 3月8日(金)19時57分配信

大阪市の橋下徹市長は8日、公募で選んだ東住吉区の和田智成区長(51)を3月末で更迭する考えを明らかにした。市役所内で記者団に「組織人として適格性に欠ける。区長を任せるわけにはいかない」と語った。

和田氏は、橋下市長が2011年12月の就任直後に打ち出した市内24行政区の区長公募に応じ、経営コンサルタントから転身。12年8月に東住吉区長に就任した。


<橋下・大阪市長>公募の区長を更迭へ 「調整能力が不足」
毎日新聞 3月8日(金)22時23分配信

大阪市の橋下徹市長は8日、昨年8月に公募で就任した元経営コンサルタントの和田智成・東住吉区長(51)を更迭する意向を明らかにした。私用で会議を欠席するなど適格性を欠くと判断、「僕の直属の部下としてやってもらうわけにはいかない」と話した。新区長は公募せず、4月に職員を就任させる。橋下市長が市政改革の目玉として導入した公募区長を更迭するのは初めて。

市関係者によると、和田区長は、市長が招集した会議を欠席したり、途中退席することが多かった。他の区長と足並みをそろえない行動も多く、職員の不祥事による給与の自主返納を拒んだり、市が進める地域団体の支援事業を、区の判断で打ち切ったりした。

東住吉区が14年度から学校選択制を導入することを見送ったのに対し、橋下市長は「納得できない」と反発。和田区長を呼び出したが、他の用事を理由に来なかったという。

年度末で廃止される赤バスの代替交通手段を巡っては、和田区長の呼び掛けを受けタクシー会社が参入を表明したが、市営バスと一部の路線が重複し、交通局が反発していた。

橋下市長は「調整能力が不足している。『自分はちょっと違うんだよ』とアピールするのは分かるが、やり方が子供じみている」と話した。自らの任命責任については「区長を交代させることで果たした」と述べた。

公募区長は任期付き職員。橋下市長は和田区長を他の部署に異動させる方針。和田区長は取材に対し、「市長から聞いていないので何も話せない」とコメント。同区のある職員は「物事をずばずば言うので、行き違いを生んでしまったのだろうか。アイデアマンなので残念」と話した。【林由紀子、津久井達、茶谷亮】




コチラ ↓
公募区長をクビにする騒ぎの中で、大阪市が局長クラス(年収1300万円)を公募。 さて・・・。


2013.3.8 22:57 

 大阪市の橋下徹市長は8日、昨年8月に公募で就任した東住吉区の和田智成区長(51)について、区長としての態度に問題があるとして、3月末で更迭することを明らかにした。24区の公募区長の更迭は初めて。橋下市長の意向を受け、住民サービスの充実に向けた区政改革を預かるキーマンの1人は就任からわずか7カ月で交代することになった。

市は後任区長に市職員を起用する方針で、和田区長の人事異動については今後人事室で検討するという。

橋下市長は更迭の理由について、重要な会議への欠席▽担当部局との調整力不足▽組織マネジメントの不適切さ-などをあげ、「態度振る舞いに子供じみたところがあった。組織の一員としての態度に限界を超えた」と述べた。

公募区長の面接には橋下市長も参加。「面接のときは受け答えを含めてきちんと対応していた」としたが、自身の任命責任については「(区長を)交代することで任命責任を果たす」と述べるにとどめた。

橋下市長はこの日午前に開かれた区長会議で和田区長の行動を問題視し、区長らに対し、交代させる意向を示していた。

和田区長は、会社役員や経営コンサルタントなどを経て区長に就任。大阪市では、不祥事削減目標の達成に失敗した連帯責任として決めた、給料などの自主返納を区長1人が拒否したことが問題化していたが、複数の関係者によると、和田区長が返納を拒否していたという。


【3月14日】
Zakzak
矛先は橋下市長にも 更迭、批判、早期退職…正念場迎える公募区長
2013.03.14
 
橋下徹大阪市長の市政改革の目玉として昨年就任した公募区長たちが正念場を迎えている。更迭第1号となった東住吉区長の他にに、区政に関する発言で市議からかみつかれた区長も。一方、区長との軋轢(あつれき)などから早期退職で職員が相次いで去っていく区もあるといい、批判の矛先は公募区長を任命した橋下市長にも向きつつある。

■2度注意したが…

「個性豊かな態度や振る舞いもいいが、一線を越えた」。橋下徹市長は12日の市議会委員会で、重要な会議への欠席などを理由に3月末で更迭することを決めた和田智成・東住吉区長をこう評し、険しい表情をみせた。

この日の委員会では「実行力や行動力があり、仕事の能力はなかなか優れた人材」と評価する一方、立ち居振る舞いについて職員の面前と市長室で計2回注意したことも明かした。

和田区長の後任には市職員を起用する方針。和田区長は公務員として採用されているため、市人事室が現在処遇を検討している。

■「区割り」発言に激怒

区長の言動が市議会の反発を招いたこともある。

2月26日の市議会委員会で自民市議は「議会軽視も甚だしい」と細井敦子・城東区長に怒りをぶつけた。

問題視したのは1月の同区政会議での発言だ。細井区長は大阪都構想に伴う区割りで隣接区の鶴見、旭と合区になった場合、中心機能は城東区が持つ旨を説明。「仮の話をした」と釈明する細井区長に対し、区割りなどを検討する法定協議会の初会合を翌日に控えていた自民市議は「僭越(せんえつ)だ。あすの協議会は止めようか」と挑発した。

副市長が「私がしっかりとマネジメントする」と引き取ったが、市議は怒りが収まらない様子だった。

■相次ぐ早期退職

「区役所崩壊現象が起きている」。5日の市議会本会議で自民市議は3月末で課長級を含む職員9人が早期退職する区の事例を挙げ、「区長の下で仕事をしたくないことが理由の人もいる」と指摘。区長による人心掌握の不十分さを暗に批判した。

市によると、今年度中の早期退職者見込みは前年度比約1・4倍の751人。来年度の退職手当引き下げが主な理由とみられるが、自民市議によると、民間から来た公募区長とそりが合わずに辞めるケースも。区長を側近として支えるはずの総務課長が早期退職を選ぶ区も複数あるという。

平成27年4月の大阪都移行を見据え、自立的な区政運営を公募区長に託した橋下市長。一部からはすでに公募区長制への批判も上がっているが、市幹部は「区長の評判がさらに悪くなれば、市長への風当たりも強くなる」と話す。



橋下氏“公募区長”のズサン人選!初の更迭で判明 任命責任は…
2013.03.09

大阪市の橋下徹市長が、昨年8月に公募で就任した東住吉区の和田智成区長(51)を更迭する方針を表明した。橋下氏は和田氏の数々の問題行動を指摘し「適格性に欠ける」と断罪したが、そもそも橋下氏が市制改革の目玉として公募区長を導入し、選考にも関与しただけに、任命責任を問われるのは確実。さらに、橋下氏周辺の人材難も改めてクローズアップされそうだ。

「組織人として適格性に欠ける。直属の部下としてやってもらうわけにはいかない」

橋下氏は8日、市役所内で記者団に、和田氏についてこう語った。3月末で交代させるという。24区の公募区長の更迭は初めてだ。

和田氏は、会社役員や経営コンサルタントなどを経て区長に就任した。年収は市職員の区長よりも200万円高い1400万円だった。

橋下氏は更迭の理由として、重要な会議を私的な理由で欠席▽担当部局との調整力不足▽他の区長らに「無能」などと発言-などをあげ、「態度や振る舞いに子供じみたところがあった」と不快感を示した。

大阪市が不祥事削減目標の達成に失敗した連帯責任として決めた、給料などの自主返納を和田氏が拒否したことも問題化していた。

橋下氏は採用面接に参加し、公募区長を「自分の分身」とまで言っていたが、自身の任命責任については「交代させることで任命責任を果たす」と述べるにとどめた。

ただ、公募区長の“質”が疑問視されたのは、今回が初めてではない。昨年8月には淀川区の榊正文区長がツイッターで一般有権者に「アホか、相当な暇人やな」とつぶやき、橋下氏に厳重注意を受けたこともある。

大阪市議会では今月に入り、「公募区長の下で仕事をしたくないことが理由で早期退職する課長級もいる」(自民党市議)、「区長の言動についてさまざまな声が聞こえている」(公明党市議)などと批判が相次いだ。

政治ジャーナリストの角谷浩一氏は「大阪維新の会の市議が自民党市議に『お前はもう死んでいる』と中傷する問題もあった。橋下氏の周囲には『人気がある橋下氏についていけば権力を握れる』と安易に考える人間もいて、本当に優秀なのは一握りではないか」と話している。

*
*

読売新聞
区長の更迭、撤回を…橋下市長に区長会が提言

大阪市の橋下徹市長が、全国公募で民間から登用した和田智成・東住吉区長(51)の更迭方針を表明している問題で、和田区長を除く市内23区長が15日、区長会として和田区長の続投を求める提言書を橋下市長に提出した。

関係者によると、この日、23区長は市役所で会議を開催。「和田区長が反省していることを、橋下市長に分かってもらうべきだ」などの意見が相次ぎ、和田区長の続投を求める提言書が提案された。

一部の区長は「人事は市長が決めることだ」などと反対したが、最終的には3分の2以上の賛成多数で提出を決めた。提言書には反対意見も付記された。

提言書には、民間出身の区長たちの行政能力を高めるための研修を実施するよう市に求める項目もあるという。

(2013年3月15日14時54分  読売新聞)

同じ穴のムジナどもが・・・。
東住吉区長更迭を許したら、今度は自分がアブナイ?

*
*

YAHOO
ニュース大阪市、公募区長を分限免職…職歴・年金改ざん
読売新聞 4月26日(金)12時11分配信

大阪市は26日、全国公募で民間から登用し、今年4月に市人事室付に更迭した和田智成・前東住吉区長(51)について、改ざんした年金記録を市に提出し、会社勤務の経歴の一部を隠していたなどとして、民間企業の解雇にあたる分限免職処分にした。

市の調査に対し、虚偽の説明を繰り返し、調査への協力を拒んでいた。市は、他の民間出身区長についても経歴詐称がないか改めて調べる。

市によると、3月中旬、「公募区長に申し込んだ時の経歴書に書かれていない会社に勤めていた」との情報提供があり、調査を開始。選考時に市に届けていた食品会社勤務の職歴とは別に、金融や製造業の会社に勤務していたことが判明した。和田氏は、経歴確認のために市に提出した年金記録からこの2社の勤務を削除していた。

和田氏は市に対し、改ざん方法について説明していない。

市人事課は分限免職処分の理由について、「市職員としての適格性を欠くことは明らかだ」としている。

和田氏は市に対し、「生活のために兼業していたことを隠したかった。浅はかな行為を重ねた。反省している」と文書を提出した。

和田氏は経営コンサルタント出身で、昨年8月、全国公募で東住吉区長に選ばれた。しかし、市長室に呼ばれた際に「公務」を理由に姿を見せなかったり、他の区長を「無能」と呼んだりしたため、橋下市長が今年3月、「組織人として不適格」と更迭方針を表明。4月1日付で人事室付とし、職員人材開発センター(阿倍野区)で勤務していた。

橋下市長は3月の市議会で「採用した時点で身分保障されるので、ただちに解雇するのは困難」と説明していた。

最終更新:4月26日(金)13時12分

MSN
橋下市長の任命責任は?大阪市、公募の前東住吉区長を分限免職 経歴虚偽など理由に
2013.4.26 10:48 [west政治]

大阪市は26日、重要な会議への欠席などを理由に3月末で更迭され、人事室付となっていた前公募区長の和田智成・東住吉区長(51)が、年金記録に関係する文書を改竄(かいざん)し、市に提出していたなどとして、地方公務員法に基づき分限免職処分とした。自身の経歴に関しても虚偽報告をしていたという。

市によると、3月、和田前区長について市民から経歴について問題点を指摘する情報提供があった。市が和田前区長に事実確認を行ったところ、経歴の一部について虚偽の回答を行ったという。

公募区長を市政改革の目玉とした橋下徹市長は、面接など自ら公募区長の選考に関わっており、任命責任問題に発展する可能性もありそうだ。

和田前区長は会社役員や経営コンサルタントなどを経て、昨年8月、公募区長に就任。しかし重要な会議への欠席や担当部局との調整力不足、他の区長に対する暴言などを理由に、橋下市長が「組織人としての適格性に欠ける」として3月末で更迭した。

区長は市長に次ぐポストに位置づけられ、年収は外部登用者は約1400万円、市職員の場合は約1200万円。


Zakzak
橋下市長の任命責任は? 大阪元公募区長を分限免職処分
2013.04.26
  
橋下徹大阪市長【拡大】

大阪市は26日、橋下徹市長が市政改革の目玉とした公募区長の1人の和田智成・元東住吉区長(51)=人事室付=を、虚偽経歴や年金記録文書の改ざんがあったとして分限免職処分にした。

橋下市長は面接など、自ら選考に関わっており、任命責任問題に発展する可能性もある。

市人事室によると、和田氏は1996~2000年、食品会社に勤務しながら別の金融業や製造業の会社でも正社員として勤務。しかし公募時に提出した経歴書には、この2社の記載がなかった。3月に市民からの情報提供を受け、発覚した。


MSN
橋下氏、責任は「(自分が)辞めることではなく、間違った人材がいたら変えること」 公募の前区長の分限免職
2013.4.26 20:03 [west政治]

大阪市の公募区長だった和田智成・前東住吉区長(51)が、年金記録改竄や経歴隠しを行ったとして分限免職となったことについて、橋下徹市長は26日、「僕に見る目がなかった」と非を認めた。ただ、自らの任命責任については「(自分が)辞めることではなく、間違った人材がいたら変えること」と述べた。大阪市内で記者団に答えた。

橋下市長は、和田氏の行為について「公務員として失格」と指弾。その一方で、市長自身の任命責任について「自分が不祥事を起こしたわけではなく、(自分が行った)人事の失敗なので人事を変えた」と説明した。

また、区政運営については「市民に迷惑をかけた事実は見つかっていない。市民からクレームがきたということもないので問題ない」とも述べた。

ただ、今回の自身の判断については「やり方が妥当かどうかは、最後は選挙で審判を受ける」とし、有権者に評価を委ねる考えを示した。



zakzak
大阪市のクビ公募区長、半年で退職金50万円! 経歴詐称「懲戒免職が妥当」
2013.04.27

 大阪市が、26日に分限免職(解雇)処分を下した和田智成・前住吉区長(51)に、退職金として50万円を支払う方向であることが分かった。半年務めただけでこの額とは、民間ではなかなか考えられない。橋下徹市長(日本維新の会共同代表)が、任命責任を問われるのは確実だ。

 和田氏は昨年8月、公募で区長に就任したが、重要な会議への欠席などを理由に3月末で更迭され、人事室付に。人事課によると、今回、選考時に市に申告していた会社とは別に2社で勤務していたのに、経歴確認のために市に提出していた年金記録から2社を削除していたことが発覚した。

 この行為について、和田氏は市に「生活のために兼業していたことを隠したかった。浅はかな行為を重ねた。反省している」と文書で回答。人事課は「犯罪性があると断言できないので、『公務員として適格性に欠ける』という理由で分限免職にした」と説明したが、甘くはないか。

 ジャーナリストの若林亜紀氏は「政治家なら経歴詐称は公選法違反になる。大阪都構想では区長公選制を目指しており、退職金が出ない懲戒免職が妥当だ。半年で退職金50万円というのも破格だ。公務員は優遇されすぎている」と話した。

 橋下氏は公募区長を市政改革の目玉に掲げ、面接など選考にかかわり、「ボクの分身」とまで述べていた。区長の年収は約1400万円で、3年8カ月の任期を全うした場合の退職金は約476万円。この高額投資がまた失敗すれば、橋下氏の命取りになりかねない。






0 件のコメント: