2013年3月27日水曜日

国立環境研究所調査 福島第1原発周辺の南北約30キロで、巻き貝のイボニシが全く見つからなかった

スポニチ
福島原発周辺でイボニシ消えた 全国に棲息の巻き貝

 東京電力福島第1原発周辺の南北約30キロの範囲で、巻き貝の一種イボニシが全く見つからなかったことが26日、国立環境研究所の調査で分かった。イボニシは日本各地に棲息しており、ほかの調査地域では大半の地点で確認できたという。

 同研究所の堀口敏宏室長は「東日本大震災の津波の影響だけでは説明がつかない現象だ。放射性物質の影響の有無を含め、原因を調べる」と話している。2012年4~8月、岩手県から千葉県の沿岸43カ所で、貝類などの生物の状況を調べた。
[ 2013年3月27日 06:00 ]

0 件のコメント: