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福島原発周辺でイボニシ消えた 全国に棲息の巻き貝
東京電力福島第1原発周辺の南北約30キロの範囲で、巻き貝の一種イボニシが全く見つからなかったことが26日、国立環境研究所の調査で分かった。イボニシは日本各地に棲息しており、ほかの調査地域では大半の地点で確認できたという。
同研究所の堀口敏宏室長は「東日本大震災の津波の影響だけでは説明がつかない現象だ。放射性物質の影響の有無を含め、原因を調べる」と話している。2012年4~8月、岩手県から千葉県の沿岸43カ所で、貝類などの生物の状況を調べた。
[ 2013年3月27日 06:00 ]
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