2013年3月25日月曜日

なぜ東京の方が大阪より開花が早い? 原因は3月の平均気温

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なぜ東京の方が大阪より開花が早い? 原因は3月の平均気温
2013.3.24 21:22

 大阪よりも圧倒的に早く「満開」を迎えた東京。緯度などから大阪が先でもよさそうなのだが、今年の3月の平均気温(23日現在)は、大阪10・5度に対して東京12・6度。暖かかった東京のほうが桜の目覚めが早かったようだ。

 桜(ソメイヨシノ)は一定の寒さにさらされると休眠から目覚めて開花の準備を始め、春先の気温上昇にともなって開花する。今年は東京のほうが平均気温が高く、民間の気象情報会社「ウェザーマップ」の担当者は「平均気温が高いところから開花していくのが自然な流れ」と話す。

 都市部の気温が郊外に比べて高くなる「ヒートアイランド現象」の影響を指摘する声も。京都府立植物園の樹木医、中井貞(ただし)さんは「ソメイヨシノは観賞用に植栽されたものが多い。大都会になればなるほど気温の下がりにくい場所に植わっており、開花が早まったのかもしれない」と話す。

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