柔道暴力「ブタ」など侮辱発言も 「重大不当行為」とJOC報告書
柔道女子日本代表での暴力指導を告発した15選手への聞き取り調査をした日本オリンピック委員会(JOC)の「緊急調査対策プロジェクト」がまとめた報告書で、強化現場で暴力行為や侮辱的発言があり「重大な不当行為が発生していた」と認定したことが16日、複数の関係者への取材で分かった。JOCは19日の理事会で、報告書を基に全日本柔道連盟(全柔連)への処分などを協議する。
報告書は、園田隆二前監督による一部選手への平手打ちなどの行為を確認。練習で棒やむち状のものなどを振り回して選手を威嚇し「たたかれないと動けないなら、家畜と一緒だ」「ブタ」「ブス」「死ね」などと発言したと認めた。
2013/03/17 05:46 【共同通信】
YAHOOニュース
家畜」「ブタ」「ブス」柔道女子への暴言、ここまで…
スポニチアネックス 3月17日(日)7時2分配信
柔道女子日本代表での暴力指導を告発した15選手への聞き取り調査をした日本オリンピック委員会(JOC)の「緊急調査対策プロジェクト」がまとめた報告書の一部内容が16日、明らかになった。監督、コーチ陣による選手への「不当行為」として、平手打ちなどの暴力や「家畜と一緒だ」などの暴言が認定された。また、この日は15選手の代理人を務める辻口信良弁護士が大阪市内で会見し、選手の最後の声明を発表した。
「叩かれないと動けないなら家畜と一緒だ」「消えろ」「能なし」「ブタ」「ブス」。報告書は園田隆二前監督らによる侮辱的発言を認めた。
調査はロンドン五輪代表を含む15選手から計20時間以上、7人の指導者からは計17時間以上の聞き取りで事実関係を調べた。園田前監督による一部選手への平手打ちなどの行為を確認。練習では棒やむち状のものを持ち、選手を威嚇するような行動があったという。負傷した選手の状態を考慮せず、試合出場や合宿参加を強要したとも指摘した。
JOCは14日の加盟団体審査委員会で報告書を受け取り、青木剛委員長が「監督やコーチの言動、全柔連全体として女子選手に与えていた不当行為が確認された」と認定している。既に同委員会でまとめられた処分案は、19日のJOC理事会で最終的に協議される。
報道などで聞いた事がほとんど無いというのが怖い。RT @yjochi: この元監督が、当時も今も警視庁の現職警察官、ということは、国民は覚えておいたほうがよい。→柔道暴力問題:選手に「ブタ」「ブス」 JOC報告書 mainichi.jp/sports/news/20…
— てくし (絶賛はらぱん待ち)さん (@kok_ism) 2013年3月17日
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