「自民党の猫なで声」(朝日新聞2013-03-27)
内田先生による自民改憲案に関する連投ツイート、見逃してたのでRT。「公共の福祉」を「公益及び公の秩序」に書き換えても似たようなもんじゃん、って思うかもしれないけれど、大違いなのです。それは憲法学でも蓄積されてきた議論。だから安倍ちゃんが芦部氏を知らないのは大問題なんです。
— 想田和弘さん (@KazuhiroSoda) 2013年4月6日
日本国憲法で「公共の福祉に反しない限り」と人権を制限しているのは、「他人の人権を侵さない限り」という意味です。「個人の人権を制限するのは他人の人権と衝突する場合だけ」ということです。でも自民改憲案の「公益及び公の秩序」ってのは全く違う概念。国や社会が個人の人権を制限できる。
— 想田和弘さん (@KazuhiroSoda) 2013年4月6日
つまり国や警察が「公益及び公の秩序」を乱すと認定してしまえば、国民の人権を制限できることになってしまう。僕がいまこうしてツイートしている内容だって、「公益及び公の秩序を乱す」とみなされて逮捕される可能性がある。そういう重大な変更が自民改憲案にはあるのです。
— 想田和弘さん (@KazuhiroSoda) 2013年4月6日
自民党の改憲案、憲法第97条「基本的人権」を全部削除(天賦人権説否定:片山さつき) 第18条「何人も、いかなる奴隷的拘束も受けない」削除 第9条「戦争の放棄」文言削除
「恥ずかしい憲法」「みっともない憲法」と言う割には、イロハの質問に「そういう子供っぽいことやめて」と逃げた安倍首相。 「みっともない」「恥ずかしい」のはどっちだ? 憲法か?安倍首相か?
渡辺輝人@nabeteru1Q78
自民党の改憲草案はこの内在的制約原理=「公共の福祉」を「公益及び公の秩序」と書き換えることで、日本国民の人権を片山さつきの言う通り「義務の伴う人権」(外在的制約のある人権)に変えてしまおうとするものであり、人権に対するクーデター宣言に他ならない。
2012年12月8日
想田和弘@KazuhiroSoda
自民党が掲げる改憲案のように「公共の福祉」を「公益及び公の秩序」に置き換えてしまうと、脱原発デモはもちろん、政府見解と対立するツイートや、反政府的と認定される映画や詩や檄文や演劇や論文も、全部政府が取り締まれることになってしまう。みなさん、その意味をよく考えて欲しい。
2012年12月8日
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