2014年12月9日火曜日

小沢一郎氏が鬼気迫る演説 「弱者切り捨ては政治ではない」 (日刊ゲンダイ) / 政権、「小沢王国」に攻勢 菅氏に続き首相も岩手4区へ (朝日新聞) : 「今回の選挙で小沢さんを退場させ、日本の政治をこれからも安定的に行う環境をつくっていきたい」(菅官房長官)      


日刊ゲンダイ
小沢一郎氏が鬼気迫る演説 「弱者切り捨ては政治ではない」  
2014年12月8日

危機感の表れではある。小沢一郎・生活の党代表が週末の2日間、異例の地元・岩手4区入りし、計30カ所を回って、各所で10分前後の辻立ち演説を行った。初日の土曜は氷点下で大雪が舞ったが、コートなし、手袋なしでビールケースの上に立った。

選挙期間中、通常は全国を応援で飛び回る小沢代表が地元で辻立ちするのは、実に31年ぶりだ。前回、自民党候補に比例復活を許した。今回もかつてない追い上げを受け、厳しい選挙戦となっている。

「みんな小沢先生に全然会っていない。それで今回は地元入りを強く要請した」(小沢派の岩手県議)

何十カ所も回る辻立ち演説は、かつて自分が繰り返し、その後、若い政治家に伝授してきた“小沢流選挙”。これを再び自らの地元で行ったことは、小沢氏にとって「原点回帰」のようなものだ。

各所に集まった100人前後の支援者に向かって、小沢氏はこう訴えた。

「自由競争と安倍さんは言います。しかし、自由に好き勝手やらせておいて、強い者が生き残り、弱い者は切り捨てる。これではもはや政治とは言えません。政治は、日本国中どこに住んでいても、どのような職業についていても、それなりのしっかりとした安定と暮らしを約束する。それが政治であります。かつての自民党はその考えを持っておりました。『地方に甘い。農村を大事にしすぎる。そっちにお金を使いすぎだ』と、いろんな批判をいただきながらも、『やはりみんなが良くならなきゃダメだ。地方が良くならなきゃダメだ』。そういう意識の中で政治を行ってきた。しかし、いまの内閣、いまの政治はどうですか。このまま安倍政治が続いたら、国民生活はダメになってしまいます」

小沢氏は演説で、今度の選挙に自民党に代わる野党の受け皿づくりが間に合わなかったことを残念がった。

だが、岩手では一度は仲たがいした民主と生活が選挙区をすみ分け、協力態勢を組んでいる。小沢氏の遊説には民主党の県連幹事長がベタ付きで同行。「与党を利することのないよう、やるからには徹底的にやる」(民主党県連幹事長)と気を引き締めていた。

31年ぶりの辻立ちで地元の支援者、一人一人と握手した小沢氏。「たいへん励ましてもらいました」と笑顔を見せた。


YAHOOニュース
政権、「小沢王国」に攻勢 菅氏に続き首相も岩手4区へ
朝日新聞デジタル 12月9日(火)6時17分配信

 安倍政権が生活の党の小沢一郎代表に対し、政権あげての攻勢をかけている。安倍晋三首相が9日、小沢氏の地元・岩手4区に入るほか、8日には菅義偉官房長官が入った。小沢氏は自民党を下野させた立役者だけに、自民党は「象徴的な選挙区であり、ぜひ取りたい」(幹部)と意気込む。

 菅氏は8日、小沢氏の出身地奥州市で自民党前職の藤原崇氏を応援し、「今回の選挙で小沢さんを退場させ、日本の政治をこれからも安定的に行う環境をつくっていきたい」と述べた。

 小沢氏は1996年以降6回の衆院選で、所属政党を変えながら選挙区で連続当選し、盤石の選挙基盤を誇ってきたが、6日と7日は同区に張り付いた。小沢氏が衆院選期間中に地元で活動するのは極めて異例で、「王国」死守に徹する。同選挙区には、共産党新顔の高橋綱記氏も立候補している。

朝日新聞社


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