2017年2月12日日曜日

探していたものは、前からずっとここにあったのではないか。 宇野重規 (鷲田清一『朝日新聞』折々のことば2017-01-30)

探していたものは、前からずっとここにあったのではないか。
宇野重規
「過去がその光を未来に照らすのを止めたので、人々の精神は暗がりのなかをさまよっている」という政治思想家トクヴィルのことばを引きつつ、若い世代が今、過去を「そこから何かをくみ出し続ける豊かな源泉」として地域社会に再発見しっつあると、政治学者は言う。
そして、護りたいものを探すそのみずみずしい手法とセンスに「希望」を託す。
「保守主義とは何か」から。

(鷲田清一『朝日新聞』折々のことば2017-01-30)

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