2017年2月2日木曜日

安倍首相、通常国会で狙う憲法9条改正は「支持を得やすい項目から改憲を目指す」 (週刊女性2017年2月14日号) ; 「自民党改憲草案では、家族の幸せというよりも、国家に尽くす家族でなければならないという国家主義的な考え方が垣間見える」


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「どこをどう変えたいのか言わず、“改正だ、改正だ”と漠としたことを言われても困りますよね。これから具体的な改正項目を出してくるんでしょうけれども、安倍首相の本心は憲法9条を変えたいに決まっています」(前出の大谷氏)

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ところで安倍首相は1月24日の代表質問で、民進党の蓮舫代表の質問に「訂正でんでんというご指摘はまったくあたりません」と答弁。「云々」を「伝々」と読み間違えたとみられる。日本語に「伝々」という言葉はない。

 麻生財務相も首相在任中、「未曾有=みぞうゆう」「頻繁=はんざつ」「踏襲=ふしゅう」「低迷=ていまい」と誤読を連発して笑われた。安倍首相には“でんでん首相”と不名誉な呼び名もついただけに、言葉遣いを理由に改憲をゴリ押しするのはさすがに難しくなったのではないか。その動向に目を光らせたい。



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