公共機関の非正規職2万人、無期契約に転換へ
韓国政府が、約2万人に上る公共機関の非正規職を年内に無期契約に転換する方針を固めた。企画財政部(省に相当)によると、政府は国政課題の一つとなる非正規雇用への差別解消を実践するため、こうした方針を今月末に発表する経済政策方針に盛り込むという。
政府は大企業で働く非正規社員の正社員化も誘導する方針で、近ごろ大型スーパーのEマートや企業銀行、ソウル市などで進められている非正規雇用から無期契約雇用への転換の動きが本格化する見通しだ。
公共機関の非正規職は1-2年間の契約を交わして働く職員を指し、国立病院の看護師や行政職員、各種公共機関の事務補助員などが該当する。
朴槿恵(パク・クンヘ)大統領は大統領選挙の際、常時・継続的な業務に従事する公共機関の非正規職を2015年までに正社員に転換すると公約していた。政府はこれに基づき、295機関の非正規職4万6000人のうち常時・継続的な業務に携わる人物を選別し、1万5000-2万人を転換の対象と定めた。
企画財政部の関係者は「ひとまず該当者を無期契約職に転換し、勤務態度や成果を踏まえて正社員に転換する」と話している。無期契約職は契約期間が無期限で定年が保障される者を指し、事実上の正社員ともいえる。
キム・テグン記者
朝鮮日報/朝鮮日報日本語版
①非正規社員
a.有期契約
b.無期契約
②正規社員(正社員)
だとすると、最終行の
「無期契約職は契約期間が無期限で定年が保障される者を指し、事実上の正社員ともいえる。」
が、ちょっと理解しかねる。
①非正規社員=有期契約
②正規社員(正社員)=無期契約
の単純図式ではないようだし・・・・・。
年金などの扱いに関連しているかもしれない。
それと、
「② → ①b」
という新たな道筋が出来るかもしれないという危険性にも注意が必要だ。
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