2013年3月16日土曜日

今年1月、オスプレイ配備に反対する東京集会の直前、現職の自民党国会議員が、「沖縄県民は非国民だ。売国奴だ」と電話で抗議

沖縄タイムス
[大弦小弦]1月のオスプレイ配備に反対する…
2013年3月16日 09時53分(11時間24分前に更新)

 1月のオスプレイ配備に反対する東京集会の直前、沖縄の自民党国会議員の国会事務所に抗議の電話があった。掛けてきたのは現職の自民党国会議員「沖縄県民は非国民だ。売国奴だ」と繰り返したという

▼国会議員の立場でありながら、心ない暴言を吐く神経を疑う。自民党関係者の一人は「わが党もかつての政治家は沖縄への贖罪(しょくざい)の念があった。いまの議員は沖縄の歴史や基地負担の実情をまったく分かっていない」

▼サンフランシスコ講和条約が発効した4月28日に政府が「主権回復」を記念する式典を開くことに、元知事の大田昌秀氏は本紙インタビューで「戦後生まれの政治家ばかりで、先の大戦や沖縄について学んでいないことの表れだ」と指摘した

▼永田町や霞が関では「沖縄を甘やかすな」という声が聞かれる。それは政治家や官僚だけではなく、大手メディアの中にも存在する

▼式典に対する県内の反発や怒りがメディアに取り上げられる機会は少ない。本土側になかなか伝わっていないのが実情だ

▼政府が開催を強行するのであれば、沖縄や奄美、小笠原の代表のあいさつを組み込むべきだ。4月28日は本土と切り離された「屈辱の日」と宣告されるだろう。さらに問われる。「安保の名の下に、沖縄を犠牲にする国が主権国家たりえるのか」と。(与那原良彦)

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日米政治家の共通認識かも知れない。
根は深い。
太田さんのご指摘は優しすぎないか?










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