河北新報
女川原発3号機 燃料10体に異物 はがれた塗料か
東北電力は11日、女川原発3号機(宮城県女川町、石巻市)の使用済み燃料プール内にある燃料10体に計13個の異物が付着していたと発表した。東日本大震災の発生時、燃料プール上部にあった設備からはがれ落ちた塗料などとみられ、回収や追加調査を検討する。
東北電によると、貯蔵していた未使用の燃料120体のうち90体の外観を水中カメラで点検した結果、最大で約1センチ四方の塗料やガラス片とみられる異物の付着が確認された。回収や未点検の30体の調査は新年度に入ってから行う方針という。
3号機では昨年11月、震災発生時に原子炉に入っていた燃料1体に金属製の異物(約1.5センチ×約0.6センチ)が付着しているのが見つかり、東北電は他の燃料も調べていた。1、2号機の燃料についても調査を進める予定。
2013年03月12日火曜日
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